初めてのテント設営。
初めての“お泊りツーリング”からそろそろ4年。
最近では1週間位のツーリングでも手際が随分良くなり、“D型装備”にはいつもこれら↓のグッズが常備してある。
1~2泊用、あるいはお土産購入が予想される場合やEOSを携行する場合は“C型装備”、日帰りでツーリングマップルRを携行する場合は“B型装備”、地図を携行しない場合は“A型装備”となり、必要に応じて“D型装備”から適宜引っ張り出して携行している。
これにMAX3日分の着替え等を詰め込んで出撃となるわだが、この度、生まれて初めて滋賀県宿泊の機会が到来したものの【要・テント】!
って事で、自宅から3時間ほどで到着出来るキャンプ場ながら、先般の日記等でもお伝えしたキャンプ用品を最低限?積載しなければならないって事で今回は“D型装備EX”にて24日の8時に出撃!
テントは随分良い物をOH谷から貰っちゃったゆえに少々大きくてバッグには入らないのでこの↓状態(^^;
さて、バンガローやロッジに泊まってBBQというのは何回か経験があるが、自分でテント張って…というキャンプはとにかく生まれて初めてって事で、参加者の皆さんに色々迷惑かけるだろうなって思ったので岐阜・養老にある『養老ミート本店』へ出向き、お礼代わりのお肉類を仕入れに。
ココで合流のまこサンから、高速道路のクソ渋滞で遅れる旨メールが入ったのでお隣の『養老うまいもん広場』を視察。
朝食抜きだったし、TV等で紹介されて一度食べてみたかった“竹炭焼豚”をと思ったが、「仕込みに2時間かかるから11時位からしか販売できない」って事で断念(T_T)
ほどなくしてまこサンが到着し、まったり世間話しつつ時間を潰し、11時近くなったところで揖斐町へと移動。
これまたTVで紹介されて気になっていた“伊吹もやし”がたっぷり入った“もやしラーメン”を食すべく中華料理『万来』へ。
http://r.tabelog.com/gifu/A2101/A210106/21002046/
もやし&野菜の旨みがたっぷり出たスープはウマウマ!
久し振りにお目に掛かったチヂレ麺もしっかり味があって美味しゅうございます(^^)
もやしをメインにした野菜類を何と500g近くも使ってあるそうで、どちらかというとスタミナ・ラーメンに近い感じ。
次の目的地は予定通り『白龍の湯』だったが、フツーにR417~R303で向かっても芸が無いので、急遽r32で春日~長者平経由で山間ワインディングをまったり流す事に。
揖斐のお山は所々紅葉も見られたがまだまだ。
『白龍の湯』に到着後、まこサンのベンチャーのクーラント漏れ疑惑が発覚したものの、メカに強くて何でも自分でやっちゃうまこサンならではの「ま、温泉出てからって事で」と仲良く露天風呂へ(^○^)
15時頃キャンプ場へ着けば良いというゆる~い行程なので、13時半頃温泉を後にしてR303へ。
「ダチョウの卵、売ってないかな?」と『道の駅さかうち』を目指して流していると、横山ダムを過ぎた辺りで何やらバイクが1台増えている?!…素通りした『道の駅藤橋』でトイレに寄ろうとしてたらまこサンを捕捉したって事でダッシュしてきたかもしかサンだった(^^)
で、3台で『道の駅さかうち』へ。
残念ながらダチョウの卵は予約販売で、しかも結構なお値段だったので断念。
この後、この間福井へ行った際に気になってた『りっちゃんのお店』に立ち寄ろうとも思ったのだが、スピードを緩めてささっとチェックしたら、コーヒーは飲めるようだったが店構えが産直品販売所に近い状態だったのであっさりパスしてそのままR8方面へ。
今回のキャンプ場はR8に出る少し手前=東で山間部へ入った辺りなのだが、木之本のスーパーでの買い出しを予定していたので一旦スルーしてR8へ。
R303からR8へ出る交差点でKENさんとひなたぼっこサンにすれ違う(^^)
スーパーで簡単な買い出しを済ませ、会場である『大見いこいの広場』へ。
http://www.biwa.ne.jp/~yumekosh/ikoi.html
もう浮かれてバイクごと乗り付け(^^;
まずはグランド・シート代わりのブルー・シートを広げ、ポールをピコピコピコっと
…ここでやっと説明書を読まないと設営不能である事に気づく(^^;
「おー!人類の叡智だ!!」「凄っえー!」と感心するだけで一向に作業が進まない私を見兼ねたまこサンが手伝ってくれて何とかインナー・テント完成で大威張り!
ココからは一人でフライ・シート?を掛けようと試みるも、やはり見るに見兼ねたお仲間が6人がかりで…あっという間(^^;
うんうん、人生初テント無事完成で早速室内に荷物を下ろし寝床も準備OK!
私以外の参加者の皆さんは手慣れたもので、フツーに四国からやってきてフツーにテント張ってたり、自慢の鍋の準備を進めたり…で、初テントにフライングで乾杯。
この時点で時刻は16時頃で、乾杯予定の17時まで料理を作ったりフライング大会を始めたり。
勿論私もビール片手にみんなのテント設営の手際や小道具類をチェックして勉強々々(^^;
で、何やらこじんまりと調理してたまこサン、「これ、北海道名物の豚丼。食べますか?」と(^^)
いつの間にかご飯まで炊いちゃっててビックリしつつ、これがまた美味い事!
17時となったところで幹事のCHUさんの音頭で乾杯!
不良中年友の会『2009 収穫祭JVなまず』がスタート!!
CHUさんの自然薯&特製鍋、KAZUさんの讃岐うどん、ikeさんのじゃこ天、安さんの神戸牛に混じって私も“養老山麓豚”をジュージューと。
今回の為に例のピンクの塩も用意(^^)
しかし…CHUさんの鍋、美味いわぁー!
日が暮れると益々宴会は盛り上がり、いつしか焚火の周りに集まってバカ話(^○^)
実は浮かれて朝3時過ぎに目を覚ましていたので私としては頑張ったものの22時に早々と撃沈(><)
雨にも風にも祟られず、すこぶる好条件で人生初のキャンプ&テント設営を体験し、ご機嫌で寝袋の中にもぐりこんだのであった…。
<つづく> ※mixiの日記より転載。
初めての湯沸かし。
【2009年10月25日(日)】キャンプ場の朝は早い。
時間を確認しようと携帯電話を引き寄せるが、電池切れ(T_T)
しかし何とか一瞬だけ起動した…04:15。
※私、余程泥酔しない限り6時間で目が覚めます。
まだ外が真っ暗なのは分かってはいたが、トイレに行きたかったので衣服を着てテントから出る。
※インナーだけで全く寒さは感じませんでした。
熊さんが朝の挨拶に現れそうだったが、みんなを起こしてしまうのも憚られたので熊鈴は携行せず(^^;
ゆっくりしっかりトイレを済ませ、洗顔してテントに戻りがてらふと天を仰ぐと満天の星といくつかの流れ星。
しばし貸切のプラネタリウム…。
テントに入ろうとした時に初めてテントの内側にかなりの結露が出来ている事に気付いた。
テントを提供してくれたOH谷から話は聞いていたのだが、これほど結露があるとは思っていなかった。
1時間ほどシュラフにくるまってウトウトしていたが、6時頃に歯ブラシ・セットとタオルを持って洗顔に。
戻って来ると、何名かの仲間も起きだしていたので朝の挨拶を交わしつつ、「これだけはやろう!」と決めていた“お湯を沸かしてドリップ・コーヒー”にトライ。
お湯を沸かす作業なんて、生まれて49年ちょっとの間に伊勢湾分位はやっているだろうに、とってもドキドキワクワクするから不思議(^^;
嗚呼、美味い!
数名のお仲間にもコーヒーを振舞いながら、雑炊や柿の派寿司、抹茶のロールケーキのご相伴に預かる。
そう、この手のオフ会?では“振舞う”姿勢が大切だなぁとこの時再認識。
ちなみに朝の話題は、テングさんの「英さんの日記は細かくルートも書いてあって…」という話から→でも先導してもらうと覚えられない→この間の宮城・登米市は覚えられなかった→日本人、こんなに米食えないだろうって位黄金色の広大な田んぼの中を爆走だもん→秋田・八郎潟を見た時はどうやって収穫するのか心配した→コンバインが高価→コンバインとかって共同で購入するもののやがてお百姓さん同士でケンカになる→米作りはホント大変→米作りは全然割が合わないくて買った方がイイ!…なんて話を無限ループの如く大笑いしながら延々と(^^;
その一方、まこサンのアドバイスでテントの結露を乾かすべくフライ・シートをひっくり返したり…。
話には聞いていたが、本当に凄い結露だったのでビックリした。
夏場の朝ならコーヒーを飲んでる間に乾くのかもしれないが、寒くはなかったとはいえ流石になかなか乾かず、結局タオルで生地を拭いて四苦八苦しながら撤収作業初体験!
広げて折り畳む作業があるわけだが、これが予想通り難儀した(^^;
フライ・シートはまこサンのアドバイスと、生地に残っている折れ目のお陰で何とか元の状態に畳めたものの、インナー部分はひっくり返しているうちに表裏までひっくり返ってしまって…空気が出ていくようにと順に折り畳んだつもりだったが、元の状態には程遠くブクブクに膨れてしまった(^^;
それでも何とか収納バッグにしまい込み、他の荷物はテキパキとパッキングを終えバイクに積載完了!
「こりゃテント持って北海道なんかへ行くのは大変だぞ」と思いつつ、いつもと少々勝手の違った大好きな朝のまったりした時間をみんなと共有して楽しみ、記念写真を撮って解散。
これだけ楽しんで参加費1,700円/一人ってのは凄いなぁと感心しつつ、『業平そば』を目指して数台のお仲間と湖北へGo!
r284~r285~r365。
高速道路脇のススキがイイ感じで見とれていると…分岐をちょいと行き過ぎたようで全車Uターン(^^;
しかし、ライスクや朝練のお陰で、大荷物を積載していても全く不安無くクルりと。
ただ、まだまだ1車線内で収まるほど小さくターン出来ないのがちと悔しい。
r140~R8~R161~r533と繋ぎ、やって来たのはマキノ町・在原にある『業平そば』。
“ちはやぶる 神代もきかず たつた川 からくれなゐに 水くくるとは”
だったと思うが、この在原という集落は、百人一首にも歌を連ねているあの在原業平(ありはらのなりひら)が晩年を過ごした地なんだそうだ。
※中学1年の国語の授業で徹底的に百人一首を覚えさせられたのでたまたま覚えていました(^^;
小さな製粉工場を備えた味わいのあるお店に入り、蕎麦の味を楽しむべく“冷たいそば”をオーダー。
大きな石でできた机がこれまたイイ感じ。
程なくしてツユと薬味が運ばれるが…「あ!」薬味をぶちまける美女が約1名(^^;
フツーのお皿に盛られて出てきた蕎麦はいかにも手作りって感じでブチブチと切れまくってはいるが歯応えもあっておいしさに加えその食感も楽しかった(^^)
試しに塩だけで食べてみたが、案外イケた!
食後はしばしまったりとのどかな集落を散策。
茅葺屋根の民家が多く、しかも殆どが現役で普通に暮らしている事に少々驚いた。
白河郷や五箇山だけじゃないんだな、と。
ここからは各自流れ解散って事で、しばらくr533をみんなと南下し、“メタセコイア”の並木が現れた所でみんなに手を振る。
噂には聞いていたし、過去何度となくすぐ近くは走ってるものの、この長い並木道を訪れたのは今回が初めて。
道路の真ん中にドン!とバイクを停めて望遠で…と思うものの、結構クルマが通るので10分ほど待機の後に諦めた(^^;
冬、雪が積もった景色が素敵だろうがバイクじゃ無理なので、来夏、早朝にEOS持参で訪れてみる事にして木之本方面へ。
R161~R303で、トンネルを出た先の信号で再びまこサンに追いつく。
R8をしばし併走し、木之本IC手前でまこサンに手を振り、再びR303に入る手前で給油。
R303に入ってR8と交差する橋の上でODOメーターがめでたく70,000kmに。
さて、通常だと往路と復路はルートを変える事が多いのだが、今回は別のお仲間が揖斐の山の中までアマゴ料理を食べに来ているって事で行きと同じルートをトレースした次第。
ただ、10時に大垣IC集合とかだったから、間に合わない確率の方が高いのだが…13:30頃到着した『あまご亭』には既にバイクの姿は無く…。
「多分徳山ダムでも行ってるんだろうなぁ」と予想は出来たが、ココまで来てまた徳山ダムへ戻るのもなぁ、と思い、アマゴ料理を食する事も無くそのまま長者平へのワインディングを楽しんで、本日リフレッシュ・オープンの『かすがモリモリ村リフレッシュ館』の視察に。
リフレッシュOPENとの事だったが、駐車場の時計の針まではリフレッシュされていなかった(^○^)
この『かすがモリモリ村リフレッシュ館』は、地元で採れた野菜類を販売するコーナーやレストランが併設される入浴施設。
http://www.ginet.or.jp/morimori/index.html
珍しい薬草風呂がいくつか楽しめるとの事だが「温泉じゃないのかぁ」って事でパス。
ちなみにこの春日村を擁する伊吹山は薬草の宝庫で、実は薬ヲタクだった徳川家康が栽培させたのが始まりだと記憶する。
r32からお気に入りの池田山山麓ワインディングを駆け抜け、r53~r23~R21~R22といつものルートで、無性にお腹が減ってはいたものの何処にも立ち寄らず早目の帰還!
念のため、帰宅後テント類を干そうと思っての事だったが、ビール飲みながら日記の前篇を書き終え、大河ドラマを観終わった頃にはすっかり眠くなってしまって布団に潜り込んだのであった…。
<了> ※mixiの日記より転載。
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