天気予報と勘は信じちゃいけないと言う話
うん、雨なのは知ってたよ。
だから、雨でも楽しめるように準備してたんだ。
なので、ある意味天気予報は当たってた。
でも、直前までの予報では「曇ところにより雨」的な予報。
そして、自分の野生の勘も「朝は陽が射してたくらいなので大丈夫」と。
「まぁ、雨でも小雨だろうから」と高を括っだのが悪かった。
道中から雨が降り出し、キャンプ場に着く頃には本降りに。
やはり自然とは、人知の及ぶところではないのです。
設営の話
いまやアウトドアブランドとしての地位を確立した感のあるワークマン。
話題の激安テントを「雨キャンプ用に」と購入。
タープとセットで使います。
テントはOK。次はタープを。
雨は降り続いてるので、車のバックドアを屋根代わりにタープとポールを準備してと。
「ん?ロープ…」「タープの袋に入ってるはず…」「ポールと一緒にしてたかな?」
「ロープ忘れた」
タープ忘れても車に敷いてるユタカグリーンで代用できる。
ポール忘れても周りの木々でなんとかなる。
ロープ…
ロープはどうにもならないです…
はい、タープなし確定。
入口がはね上げられて本当によかった。
じゃなければ間違いなく帰ってた。
例え、付属のポールの高さが90センチと低すぎても、縫製が雑過ぎて綻びだらけでも、落ちてきた雨水が前室にあった靴を直撃しても、今回雨キャンプをできたのはこのテントのおかげです。
暇つぶしのこと
自分のキャンプは基本的に時間を持て余します。
雨なら尚更です。
持て余すと碌なことになりません。
キャンプしてるのにamazonで道具をポチッてみたり。
だったらと、しばらく敬遠してた読書を再開してみました。今回のお供はこの一冊です。
久しぶりの伊坂幸太郎作品。
キャンプとショートストーリーは相性がいい。
炭火焼きには経験が必要だと言うこと
「串打ち三年、焼き一生」
とはよく言ったもので、家で仕込んでる時からずっとその言葉を唱えてました。
「店で出すわけじゃないし」とは思いつつ不恰好な串。
そして焼くとこれまた難しくて…
肉に火が通る前にネギは真っ黒…
いろいろ考えながらやってみましたがやはり難しい。
ただ、焼く前に赤ワインを少し振りかけると言うのは正解だった。
上手く焼けてるようで、火が通り切ってなかったり…
どこかの店で修行しようかと思ったけど、まずは焼き鳥を食べに行こう。
「やきとり」といふ物
ご覧のとおり『やきとり』を焼いています。
豚だろ?って。
はい、豚です。そして『やきとり』です。
北海道の道南地域(函館とか室蘭あたり)は『焼鳥』というとこれが出てきます。
『やきとり弁当』で有名になった『ハセガワストアー』も普通に頼むと豚が出てきます。
鳥が食べたい場合は『やきとり弁当、鳥で』とオーダーします。
もう意味がわからない
メスティンでご飯炊いたら、海苔を乗せてその上に豚串を。そしてタレをかけます。
『やきとり弁当』を再現。
食べる時は串を外すのが地元流。
本家『やきとり弁当』の容器には串を外すための溝があるくらいです。
完全再現ならずとも久しぶりの函館の味でした。
あ、そうそう。
誤解があるといけないので言っておきますが、豚を鳥と呼んでるわけではありません。鶏肉は鶏肉としてちゃんと売られてますのでご安心を。
ただ、焼き鳥屋ではご注意を。
キャンプでの迷惑行為に対する考察
キャンプに何を求めるかは人それぞれです。
ひとり静けさの中で自然音を聴くのも、友人たちと音楽を聴きながら騒ぐのも、その地ならではの食材を楽しむのも。
全て人それぞれ。
でも、共通してるのは『非日常』だと思います。
今回はじめて『これは許せん』と感じたことがありました。
それは、迷惑キャンパーの騒音でも、キャンプ場の設備でも、動物の襲来でもありませんでした。(本当に動物に襲われたらそれはそれで嫌ですが…)
許せないと感じたものは
『朝、新聞配達するカブの音』
いやー、これは一気に現実に戻されました…
ないわー(笑)
朝マックを再現するという話
今回のメインはこれと言っても過言ではない再現料理を。
これをやりたいがために前夜の焼鳥があったのかも。
まずはハンバーグを焼いていきます。
使ったのはこれ。
肉厚なハンバーグではなくできる限りチープなやつ。
ちなみにこのキャラ、還暦だそうです。
ハンバーグから出た油で目玉焼きを焼きます。
今回はこの形じゃないとダメです。玉子には厚みを求めました。そして割れていることも重要なポイントです。
さらにパンを焼きます。
これを怠るとあの食感を再現できません。
もうお分かりでしょう。
そう。春のてりたま。
朝マック限定の『てりたまマフィン』です。
レタスが凍っていたのは予定外でしたが、それなりの再現度。
マフィンの上下が逆ですがお腹に入ったら一緒なので気にしない。
忘れ物の話
忘れてるので写真には写ってないですが、今回の忘れ物はロープだけではなかったのです。
写真からなんとなく察しがつくかもしれませんが、雨なのにグランドシートも忘れてました。
だからテントの底はドロドロです。ついでに言うと雑巾も忘れてたので、家に帰ってからインナーを丸洗いしました(笑)
雨なのにタープなし、グランドシートなし。
だから使った道具も少なめ。
片付けはかなり楽でした。
原付キャンプより荷物少ないかも。
雑巾もないからドロドロのまま撤収終わり。
泥を洗う話
インナーテントを丸洗いしたと書きましたが、その前に自分の泥を落としたく有馬温泉へ。
キャンプ場からは10分程度の距離です。
小学生以来の有馬温泉を楽しみにしてました。そして炭酸せんべいも買って帰ろうと企んでいました。
有馬温泉に着いて目に入ってきたのは『人・人・人』
三連休なのを忘れてた…
温泉、絶対混んでる…
それも芋洗い状態じゃないか?
どうする?温泉入る?炭酸せんべいだけ買って帰る?
その答えはすぐに出ました。
『帰ろ』
こうして年末から12週連続のキャンプは終了。
来週は送別会やら墓参りやらがあるのでキャンプはお休み予定。ガソリンもバカ高いし。
次回は4月2週目、滋賀県長浜市のデリフリキャンプ場の予定です。
※予定は未定なのでどうなるかはわかりませんが笑
ふみぶーーん2022年3月23日
焼鳥は豚なんですね
コレはちょっとややこしいです💦
けど、一眼でわかる、美味しいやつですね
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野に出て飯を食う(野飯)2022年3月23日
@ふみぶーーん さん
こんにちは。
北海道全域ではないですが、函館とかで『やきとり』と言う提灯に誘われて入る時は注意が必要ですね(笑)
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ENJOY THE OUTDOORS2022年3月21日
ハセガワストアー懐かしいですね!ハセガワとラッピですね😂
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野に出て飯を食う(野飯)2022年3月22日
@ENJOY THE OUTDOORS さん
そうそうラッピです。
あとは龍鳳の塩ラーメンが思い出の品ですね
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IZUIZU2022年3月21日
新聞配達のカブの音、わろた🤣
確かに日常に引き戻されますね。
ワークマンがいくら安い商品を出してくれても、ガソリンがクソ高くて意味無くなっちゃいますね~
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野に出て飯を食う(野飯)2022年3月22日
@IZUIZU さん
カブは本当に凹みました笑
ガソリン…高すぎて車に乗るのすら怖いです😅
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