今年最後のキャンプ場はやっぱりここ、ふもとっぱらキャンプ場。
年末の忙しいこの時期に半ば強引に日月休みを取って、キャンプ場納めとする。
(キャンプ場は最後だけど、年末に仕事納めの後、近場で野営予定)
春に来た時は生憎の天気だったけど、今回は二日とも快晴の予報。
今年の借りは今年返す!
前日の土曜日。
天気が悪かったので、もしかしたら雪中キャンプになるかもとワクワクしながら暗い中冬タイヤに履き替えた。
圏央道~中央道~河口湖経由で向かうと、鳴沢の辺りから雪国のような景色に。
かすかに見える本栖湖の辺りは完全に雪中キャンプだな。
ふもとっぱらはここからだいぶ下った先だから、雪は微妙かも…
四駆にスタッドレスなので全く滑る事無く走れた。
暗い中履き替えておいてよかったー。
周りの車、結構夏タイヤのまま峠に入ってきてしまい、トロトロのズリズリ。
危ないので離れて走って安全に追い越したけど、途中で断念したのかこの駐車場まで現れなかった。
もっと早い段階で断念しないと、とっても危険。
10時過ぎにはふもとっぱらに到着。
やっぱり雪は積もっていない。
写真で見ると暖かそうだけど、気温は1℃で時折突き刺すような風が吹く。
中々の寒さなんで、ちゃちゃっと設営して早々に焚火開始。
焚火の前にアルコールも開始している。
今回もふもとっぱらの最前列。
前回はここよりちょっと後ろの上段最前列だったけど、下段最前列はもうすぐそこが牧場の敷地。
富士山の裾野の方は見えなくなるけど、それでも充分過ぎる程のロケーション。
周りに誰も居ないので快適に過ごせるかなぁなんてこの時は思っていたが。
遥か後方のグループが撤収作業をしていたが、その中の二名が鬼ごっこを始め、自分のテントを挟んで追いかけっこ。
最後にはこのテントと車の隙間を走り抜けて逃げて行った。
おおお。洗礼その1だ。
陽が沈むと気温は一気に氷点下に。
それでも焚火をしていれば暖かいくらいだったけど、ここいら辺から洗礼2、風が強く吹き始める。
タープのロープを留めていたアルミのカラビナは折れ、何度も縛り直す事に。
風が吹いている間は焚火の熱も吹き飛ばされて、体温が奪われていく。
このキャンプを通して、気温がどうこうよりも、とにかく風の洗礼がきつかった。
ここからは立て続けに洗礼が押し寄せる。
洗礼3は、気温が低くなり過ぎてカメラのバッテリーが使い物にならなくなる。
夕食の写真や星空の写真がほとんど撮る事が出来なかった。
車の中に入れておいた予備のバッテリーも全てキンキンに冷えていて使えない。
洗礼4は、刺身やサラダが凍る。
クーラーボックスから取り出した方が冷凍されるとは。
カツオがシャリシャリしてた。
辛うじて取れた夜景が一枚だけ。
本当はここから調整してもっと綺麗に撮りたかったけど、なにしろカメラが動かない。
そして洗礼5、同じエリアのかなり離れた対面の辺りから、車のライトがこちらを照らし続ける。
どうやら車のライトを使って闇設営しているみたい。
いや、設営どころかランタン代わりに数時間点灯していた。ハイビームで。
眩しくてしょうがないので自分の車をライトを付けずに位置替えして、盾にした。
きっと向こう側からは白い車体が良く見えただろうなぁ。
あまりの風の寒さと、いよいよ焚火が危険だったので21時にはテントに入る。
テントの大きさに対して暖房に使ったタクードの火力では不足していたようで、なかなか寒い。
今回デビューした湯たんぽminiまるがあって助かった。
前日あまり寝れなくて寝不足気味だったせいか、床に入ったらすぐに寝落ち。
時折寒さで目が覚めるも、気づけばもうすぐ日の出の時間。
タクードの前でカメラを温めて、ギリギリ日の出の写真が撮れた。
霜が降りるのを予想して、寝る前にある程度の道具はタープの下に集めたが。
マイナス8℃の世界はそんなに甘いもんじゃなかった。
テント以外のあらゆる物が全て凍り付いていた。
そして自分は気付かず寝ていたが、相方には洗礼6が。
自分達の後方30m位に後から来た二人組。
夜中の3時頃までうひゃうひゃと喋っていたそうで。
遮るものが何もないんで夜中は多少離れていても結構声が通る。
本日は相方が寝不足に。
気温は俄然氷点下ながら、風も収まり陽が完全に上ると天国のような暖かさ。
洗礼ラッシュも済んだので、2型飯盒で朝食作り。
本体で豚汁を煮ながら中蓋で今流行り?の水蒸気炊飯の同時調理。
飯盒を購入してからしばらく使ってなかったんで、一気に汚していく。
新品の飯盒って、新品のスニーカーを履いてる時のような恥ずかしさを感じる。
何度も汚して洗って、カッコよく育てたい。
水蒸気炊飯、初めてやったけど中々良い感じ。
焦げ付くことも無いし、ちゃんと炊けてる。
いつもの癖か、なんとなく火加減が気になり置く場所変えたり火から下ろしたりを繰り返したけど。
あまり気にせず30分くらい煮れば普通に出来るらしい。
これはもうちょっと実践してみなければ。
なかなかこれ以上の寒さのキャンプに行くことは無いだろうけど、学びが多いキャンプ場納めとなった。
キャンプ場から帰ると必ず思う。
あぁ、早く地元で野営したい。
hachi3292023年1月24日
憧れのふもとっ原、恐るべし洗礼でしたね😭
十分参考にさせていただきます(^^)
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3102023年1月24日
@hachi329 様
コメントありがとうございます(^^)
風や気温は対策出来るので、その他の外部要因は運次第ですね😅
しかしあの寒さには驚きました~❄
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T’s_Fummy2022年12月29日
ふもとっぱら、
一度行って見たいんですよねぇ😃
2023年チャレンジします😊
冬場の氷点下10℃以下を体験してみたい😁
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3102022年12月31日
@T’s_Fummy 様
コメントありがとうございます(^^)
赤き愛馬で是非チャレンジしてください!
冬場でも風さえ無ければ快適に過ごせそうですが…
氷点下10℃はへなちょこキャンパーの身としては耐えられそうにありません😅
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T’s_Fummy2022年12月31日
@310 サン 👍
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Tokeisou 2022年12月21日
ふもとっぱら…行ってきました!
-5ºcでしたが、テント内壁面も、キラキラと凍ってました。暖房は、12時間カイロのみ。
シェラフの膝裏辺りと腰、肩のあたりの、
外側に、貼ります。今年の、1月初めて精神湖畔泊したときは、-10ºc でした。…
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3102022年12月21日
@Tokeisou 様
記事拝見させて頂きました~😊
自分の父も他界してもうすぐ6年…山が好きな父でした。
ちょっと自分と重ねて読んじゃいました。
氷点下のふもとっぱらでカイロのみですか…凄すぎる!
精進湖方面は標高たかいのでまた一段と寒そうですね😣
いつか−10℃体験してみたいです。
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