VASTLAND テント、タープ テント
ドームテント デュオ
だい
4月29日
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VASTLAND新作のツーリングテント
ツーリングテントといえはColemanの「ツーリングドーム」シリーズですが、VASTLANDからも似たようなテントが出ており、24年度の春にその新作が20%OFFで買えるという誘惑に負け、購入しました。
前作はソロテントなのですが、これは2人用。
荷物をゆったり置けると考えれば、雨ソロキャンでも十分使えそうです。
普段遣いならこんな感じ?
適当にいろいろ置いてみました。
ちなみに見出し画像では120cmくらいのポールを2本追加し、前幕を跳ね上げたキャノピースタイルにしています。
さすがにパップテント程ではないですが、なかなかの前室の広さ。
テント内からの景色はこんな感じです。
さすが2人用、何も入れなければ大の字も余裕。
夜はフライを閉め、荷物は半分テント内、半分前室という感じで収納できそう。
初期不良?
フロントポールの付け根にはペグダウン用のループがあるのですが、なぜか片方だけにしかループが付いていませんでした。
こちら側にはループが無い。
とりあえずパラコードでループを作ってペグダウンできるようにしましたが、たぶん初期不良だと思います。パラコード代用でも別に問題ないので、メーカーに問い合わせるか検討中。
それから別売のグラウンドシートも買ったのですが、これがなんとも使いづらい。
ニーモのTANI 1Pなんかはテント本体にフックで固定でき、グラウンドシートごと撤収・収納できるので、それに慣れているせいか、なかなか面倒くさく感じてしまいます。
収納
重量は4.7kg、収納サイズは45cm × φ25cm(いずれもメーカー公称)。
思ったより小さくて、思ったより重かったです。
山岳用テントよりはわずかに幕が厚そうなのと、2人用なのが重さの理由かな?
(ちなみに同じ2人用のクロノスドーム(モンベルの登山用)は2kg強くらいです。)
追記
メーカーから足りない部品が送られてきました。
ただ、どのみちパラコードを通すので、あってもなくてもいいかな。
結露がひどすぎる
フライシート外側は朝露などでどうしても濡れてしまうので仕方ありませんが、フライシート内部の結露は看過できません。
森林や芝生サイトなど、いろいろな環境で使用してみましたが、いずれもびしょ濡れでした。
スカートを全部上げて、換気できるところはすべて換気してこの有様なので、フライシート内部は相当通気性が悪いようです。
雨を避けようが避けまいが、中に仕舞ったものが濡れてしまうのは困りもの。
生地の通気性が良いTCテントは当然、ほかのナイロン生地のテントでもここまで酷い状態にはなったことがありません。
わずか3泊で・・・
わずか3回の使用で、ポールが自然破損しました。
いくらなんでも耐久性に問題がありすぎじゃないですかねぇ。
これはさすがにメーカーに問い合わせたいと思います。
結論:自分のキャンプスタイルには合わない
・テント内が広い
・前室が広い
・バイクに積載しやすい
と、ツーリングテントとしては十分な機能だと思います。
ですが、それなりの荷物になりますし、同じ積載サイズで登山用テントとソロタープが載るので、結露の問題も踏まえるとカンガルースタイルの方が快適性は上回るなと感じました。
結露の問題はスカートをなくすとか、生地を(ゴアテックスとまではいかずとも)少しだけ通気性のいい素材に変えるだけでかなり改善されると思うのですが・・・。
そもそもスカートは、個人的にツーリングテントとミスマッチな機能だと思います(スカートが必要なほど冷え込む時期はそもそもツーリング適期ではない)。
その後
ポール破損の件も含め、メーカーとやりとりした結果、テントは返品対応となりました。
たまたまハズレを引いてしまったのかもしれませんが、数回程度の使用で壊れるようなテントに夜の安全をまかせる気にはなりません。
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