魔物

キャンプ場に向かう途中にはさまざまな誘惑があります。
その一つがサービスエリア。
ここには絶対に魔物が棲みついてる。
食べたくないのにうどんを食べてしまうとか。

初の志那１

琵琶湖湖岸緑地の志那１に到着。今日はここにお世話になります。
ここ数日の冷え込みのせいか、はたまた冬だからか人が少ない。
琵琶湖と比良山系の山並みを正面にみる場所に陣取りました。

今宵のお宿

正月に勢いで買ったテンファクのベッドが、ハイランダーのテントで使えるのか実証。
結果はこのとおり。
先週使った謎Amazonブランドのテントより格別に快適。
テントの中心にベッドがくるので、当たり前ですが奥壁側に荷物が置けます。もちろんサイドにも。
これはもうシンデレラフィットと言ってもいいんじゃないか⁉︎

自ら首を絞めちゃう

琵琶湖。

テントから眺める琵琶湖。

「琵琶湖の水止めんぞ」と滋賀県民は京都人に対し言いますが、本当に止めたら滋賀が水没するという、自らの首を絞める諸刃の剣な琵琶湖。

そんな琵琶湖が大好きです。

ちなみに琵琶湖に流れ込む河川は無数にありますが、琵琶湖から流れ出る川は一つ（厳密に言うと２つ）しかありません。

うどん後ラーメン

朝がうどんだったので、お昼はラーメン。
前に買った『明石のりラーメン』に有明産の海苔をトッピング。
麺に海苔が練り込まれてたのが想定外。

海苔が麺に絡んでうまいうまい。
でも、寒さのせいですぐにスープが冷める…

これが体重増加の原因…

冬はアイスの季節です。
アイスを食べないと冬ではありません。
コタツ?暖房？
そんなものはいらん‼️
寒空の下で食べてこそアイスだ

残念…

食後の運動がてら徘徊。
あちこちに焦げ跡があるし、炭の不法投棄もある。
テレビが取材にきてた。
ここで焚き火ができなくなるのも時間の問題なのかもしれない。
少し、炭やら薪の燃えかすは拾っておきました。

日が暮れていく

暮れて暮れて。

琵琶湖に沈む夕日。
その後に現れるブルーモーメント。

そして、煤けたランタンに火を灯す。
だんだんと夜に馴染んでいきます。

点々とした灯りが灯る。

暖をとるために薪を燃やす。
跳ね返ってくる熱でさらに暖かい。
今晩も灰にすることを目指して燃やします。

さぁ、夕食を食べよう

久しぶりメスティンでご飯を炊く。
準備してる時からメスティンで炊くことしか頭になかったけど、飯盒で炊けよとこの時初めて思った。
無駄に荷物を増やしてしまい反省…

湖岸で海南

海南鶏飯のできあがり。
家から持ってきたパクチーをうっかり保冷バッグの中で凍らせてしまったり、少し水の量を間違えたりした気がしなくもないですが。
それに鶏肉の火の通りがギリギリな気もしなくはないですが…
ぷるぷるジューシーなもも肉と少し手を加えたスウィートチリソース。
しっかりと味がついたチキンライス。
美味い‼️スプーンが止められない。
冷めないうちにと言うのもあって一気に頂きました。
それにしても、パクチーって凍ってもちゃんとパクチーなんだなぁ。

そして、玉子スープ。
手軽にできて美味くて、食べた感と作った感がある魔法の料理。

そして武骨？

食事後は酒を飲む。
スキットルで武骨に飲む。
ウイスキーを口に含んではチョコレートを食べるの繰り返し。
え？チョコレート？武骨なのに？
え？スキットルの中身はブラックニッカ？ジャックダニエルなのに?
え？さらにニセモノかも?
武骨…どこに行った？
てか、武骨ってなに？

と、1人心の中でツッコんでたら眠くなってきたので御就寝。

エベレストや宇宙に思い馳せる

翌朝、テント内はまるで霜取りをしてない冷凍庫みたいになってました。
エベレストとか高山でテント張ったら氷柱できんじゃないか？
とか、
明かりが反射して星空みたいだな
とかシュラフの中で思ってたり。

朝焼けも素晴らしかった

放射冷却で気温が下がり続けるなか、悴む手を一晩使ったカイロの余熱で温めながら写真を撮る。
徐々に明るくなる東の空が面白くて1時間くらい外にいました。

霜

テントには霜がびっしりと。
でも、テントはほとんど濡れてなくて片付けは楽でした。

朝ごはんの前に

まずは珈琲から。
家の近所にある専門店で買ったいつもの豆を、いつものように挽いて、いつものように淹れる。
外でも家でも珈琲を淹れる道具は同じ。

こんな失敗があるなんて

家で作った『じゃこパスタ』が美味しかったので、「今朝はじゃこピザトースト、略して『じゃピット』を作ろう!」と意気込んでました。
手順は
①ホットサンドメーカー片面をよく温めてパンを焼く
②醤油もろみ、マヨネーズをパンに塗混ぜ、その上にちりめん山椒とチーズ。
その間に、ホットサンドメーカーのもう片面に熱を入れる。
③ホットサンドメーカーを閉じて余熱で具側に熱を入れて完成
となるはずでした。
結果は写真のとおり。
蓋した瞬間にチーズがこびり付き、慌ててパンを重ねてホットサンドにしようとしたけど、バターも塗ってないためパンも焦げつく始末。
いろんな意味でまずいものが出来上がった。
裏面は当然真っ黒。
食べましたけど、まぁ不味い。

身体を温める時間です

さて、撤収も終わりお風呂の時間。
ここも炭酸泉。流行ってるのか?
お湯がぬるめでゆっくりと温まりました。
露天風呂からの眺望も琵琶湖一望、比良山一望と、よかったです。

今回の目的

早咲きの菜の花があると聞いて行ってきました。
早春ってやつですかね。
それにしても、今回はカメラ3台持っていってたので写真の枚数が多い。
ま、ある意味今年初のキャンプみたいなものでしたから。
やっぱり体調が良い方がキャンプは楽しいですね。
当たり前か。