初めてのソロ・キャンプ。
【2018年10月13日(土)】
この週末、近隣の天気予報は両日共に晴れ時々曇り・降水確率0%と絶好のツーリング日和だったけど、恐らく今年ラスト・チャンスとなるのでキャンプの修行を積むことに。
まさに文字通り“スキルアップ・キャンプ”である(^ ^)
前回と違い、キャンプ・ギアも50Lの折り畳みコンテナに綺麗に収まり…というか、折りコンに収まる範囲であれこれ携行(^^;
R22で木曽川、R21を避け、k175~k31と繋いで長良川・揖斐川と木曽三川を渡った所でk261=揖斐川の西側河畔をプタタタタ♪と北上。
赤い橋桁が見えた所で信号を左折し、k53を西進し、『道の駅・池田温泉』のトイレに。
4月から変更された糖尿病の薬(=血液中の過剰な糖を尿中に排泄して血糖を下げる)の副作用で1日のトイレの回数が随分増えたけど、インシュリンを注射する事に較べれば有難く許容しないと(^^;
って事で『大津谷公園キャンプ場』はトイレに近い階段横を何とかキープ…予想はしていたけど今回も既に凄いテントの数@まだ09:00
本人、かなりテキパキと設営したつもりでいたけど、画像データに残された撮影時間で見る限り荷物を降ろしてからテントを張って室内に寝床を整える迄に43分も掛かっている…それでも前回の池田キャンプOFFの際は57分を要していたから14分も短縮したわけなんだけど、コレを何とか30分に短縮したい!
貴重な北の大地での時間を少しでも有意義に使う為に!!
貴重品&ブッシュ・クラフト・セット(←ナイフが収納されている)以外は全てテント内に放り込んでお散歩&買い出しに。
昨秋の下見の時も春のキャンプの際も粕川を越えていなかっったので気付かなかったけど、こんな近くにコンビニが出来ていた。
で、この信号交差点を左折=西進してk32を国見岳方面へ。
この道は『白龍の湯』で温泉に浸かった帰り道に長者平スキー場跡地経由で何度か走っているんだけど、こんなスポットがあるなんて春の池田キャンプOFFの帰り道にお仲間から聞く迄全然知らなかった。
※カブさんの頭が向いている進行方向が道順。「樫村バス停」が最初の目印。
"岐阜のマチュピチュ"として近頃人気のスポットだそう。
この"天空の茶畑"(=上ヶ流茶園)を眺めるために『天空の遊歩道』まで拵えてあったりして。
徒歩30分程で絶景スポットへ到着出来るらしいんだけど私ぁスルー。
>確かに良い眺めだけど、あの下栗の絶景を知っちゃっている身としては…それにお腹も空いていたし(^^;
ちなみにこちらは茶畑の入り口(=天空の遊歩道・第1駐車場)への目印となる『津島神社』。
何やら境内で儀式が執り行われていたので手水で手を洗って口を濯いでから遠目に参拝して目を移すともの凄い大木がポッキリと(@ @)
丁度神社の交通整理をしていたお巡りさんに尋ねると、やはり先の台風21号で折れちゃったんだそう。
折れちゃった大木より、今の私はガレージBBQ&ブッシュ・クラフト用の丸太の作業台欲しさに道端の廃木の方が興味アリ(^^;
丁度良い大きさってなかなか転がってはいませんねぇ。
『潤いの泉』~『粕川オートキャンプ場』~『二条関白蘇生の泉』…などと寄り道しつつ『バロー・池田店』にて買い出し。
何だか沢山買い込んじゃったけど…日頃ガレージBBQで鍛えたキャンプ飯、さて今日のランチは。。。
<つづく> ※mixi日記を一部改訂。
初めての薪割り、初めての焚き火。
『バロー・池田店』での買い出しを済ませて『大津谷公園キャンプ場』へ戻って来たのは13時ちょいと前。
早速青空キッチンを設営すべく、テントの中から"CAPTAIN STAG/カマド スマートグリル B6型"を取り出そうとしたら、インナー・テントの出入り口にモスキート級を凌駕する2mmΦ程の穴ポコが!
恐らく春のキャンプの撤収時に作っちゃったんでしょうね。
…はさておき、缶ビールを飲みながらランチの準備。
『バロー・池田店』のお惣菜部?特製の焼き鳥(=ネギマ&モモ)を4本、そしてあの『紀文』の大根&玉子、メーカー不明の赤棒&ごぼう巻きで“おでん”を…って、これならコンビニでフツーに揃うじゃん!(^○^)
トイレついでに近くのキャンパー達を軽く視察。
うんうん、ハロウィンだねー(^ ^)
時刻は丁度14時を回ったところだったんだけど、結構留守中のテントも多く、お昼までに設営を済ませて温泉&買い出しってところでしょうかね?
ファミリー・ユースの基地みたいな巨大なテントも多いけど、前回に比べてティピー・テント(=円錐形のヤツ)が増えたかな?
続いて残りのおでんを名古屋風に改造。
本当は“赤だし”が良かったんだけど見当たらなかったので今回は“合わせ”で。
そして!プレモル(=缶ビール)からスイッチして今シーズン初となる焼酎のお湯割りを♪
アルコール・ストーブも持って来てはいるけど急ぐワケじゃなし、ここは"Esbit/ポケットストーブ"でのんびり湯沸かし。
それにしても、このEsbitの固形燃料は臭い。
イカ臭い。
ハッキリ言ってザーメン臭い(>_<)
ところで朝到着した時から気になっていたのが「作り付けのテーブルセット・平地・木の下・トイレ至近・焚き火ベース至近」と私的にこのキャンプ場での一等地・その1なんだけど、15時を回ったというのに一向にテントが張られる気配がしない。
このシュラフか何かのスタッフバッグがテーブルの上に石の重しで置いてあったから“先約済みかあ”と諦めたんだけど、結論から言うと、翌朝もこのままだった(>_<)
ちなみにココの手前(=写真下左の赤丸)の一角も同条件で私的に一等地・その2なんだけど、丁度私のテントからは隠れてしまっている部分から、小気味良くリズミカルに薪割りサウンドが響き出した。
気になったので覗きに行くと、手慣れた感じのソロ・キャンパーさんが薪割り中。
「こんにちは~!」と声を掛けると、手を止めないながらも快く応じてくれた。
聞けば「今日はいつもの家族サービスのキャンプから解放されたのでソロを楽しみに来ました」との事。
台座無しでもスパンスパンと薪を割って行くその手元にはあの手斧が。
「やっぱり"Husqvarna"の手斧って割り易いの?」と尋ねると、
「いえ、多分、斧より鉈の方がこういったキャンプには使い勝手が良いと思います」と。
つまり、市販の薪を更に細く割って行くようなこの手のキャンプでは、座りながらとは言え、自重の重さで振り下ろす斧による薪割りは腕が疲れてしまうので、鉈でバトニングする方が疲れないと言うのだ。
「でも、ペグを打ち込むのは楽ですけどね」と笑って教えてくれたが、どの道具も一長一短(^ ^)
この『大津谷公園キャンプ場』は設備の良さと無料と言う事で根城にしているらしく、「昨年、雪が積もった際に、仲間と“雪中キャンプ”をやってみたんですけどね…死ぬほど寒かったっす!」とも。
小半時ほど色々参考になる話を聞かせてくれた彼にお礼を述べマイ・テントへ。
“和風だしで煮込んだトマト”を頂くべく、おでんの残り汁にトマトを丸ごと投入し、熾火でコトコト煮込む間、再び場内視察。
そろそろ夕暮れで焚き火を始めたキャンパーも多く、見慣れない焚き火台があれば何処のメーカーで良い所や不満点を訊きながら今度は最下流地点まで足を延ばす。<photo src="v2:2296466414:l">下流のサイトには屋根付きの大きな舞台もあれば雨でもOKな綺麗なBBQ棟(最近作り直したみたい)もあるんだけど、どのBBQ棟も利用ゼロ…無料とはいえ、事前予約申込が必要だからみんな面倒臭いんだろうね(^^;
それにしても…『料理の鉄人』でも再現するつもりなんでしょうかね?凄いなぁ、グランピング??
ま、私ぁこの先も縁が無いだろうし羨ましくも無い過剰装備だけど(^^;
戻る途中で2m位の枯れ枝を拾ったので"ブッシュ・クラフト"の入門編とも言うべき“火起こし”の練習をしようと、火口(ほくち)代わりの杉の枯葉と共にズルズル引きずって歩いていたら、「あっ!薪、要りませんか?!」と大学生位の青年に声を掛けられた。
「え?でも、今から焚き火本番じゃん」と答えると「いえ、ボク、もう撤収するんですけど、買って来た薪、沢山余っちゃって、持ち帰っても置いておく所が無いので」と。
「あぁ、そういう事なら是非!」と素直に青年の好意を受ける事に…『ホームセンター・バロー池田店』で買って来たであろう乾いた薪が5、6本、
早速"MORAKNIV(モーラ・ナイフ)/コンパニオン・ヘビーデューティ"にてバトニングにチャレンジ!!
おおっ!結構スパンスパンと小割りまでこなせるじゃないかッ!!
ついでにフェザー・スティック作りも…うーむ、これはまだ上手に出来ないなぁ。
2cm角位にまで小割りした薪はそのままじゃ長すぎるのでノコギリで半分にズイコズイコ♪
お袋様が庭いじり用に使っている折り畳み式のノコギリを持って来ておいて助かった。
で、チビ・グリルに薪をくべて「FIRE!」。
…下手くそフェザー・スティックはあっという間に燃え尽きたので結局杉の枯葉で火起こし…あ、ファイヤー・スティック使うの忘れてら(^^;
とっぷりと日も暮れ、焼酎用のお湯の追加を沸かしつつスキレットON!
いやあ、薪の炎って思った以上に火力があるんですねぇ、"匠の黒豚焼売とマッシュルームのソテー"、余熱で火を通すまでもなくあっという間に…少し焦がした(^^;
続いて"飛騨牛のガーリック炒め・おでんの残り汁シチュー風"を。
これらをアッツアツの焼酎のお湯割りと共に…ああ、シ・ア・ワ・セ(◎^ ^◎)
まだ食材は有り余ってはいたんだけど、本日の締めは"ニチレイのえびピラフ・崩れ玉子を添えて"(^ ^)
春のキャンプの際、隣でまこサンが作っていた冷凍ピラフにインスピレーションを得て、ガレージBBQでスキレットで作ってみたらコレがまた美味しくてねー、余熱で良い塩梅に最後までアツアツを美味しく頂けたし、目玉焼きもスキレットだと本当に美味しく焼けるので合わせ技で。
ッんまいっ!!
…やはり北の大地にスキレットを持ち込むか?!
貰った薪を燃やし切る間、アツアツの焼酎のお湯割りを飲みつつその炎を眺める私の視線の先には北海道しか見えていない。。。
<つづく> ※mixi日記を一部改訂。
いつもの『池田温泉』へ。
【2018年10月14日(日)】
自宅なら超早朝に目覚めたとしてもPCを起動させ一人静かにネット徘徊でもしていれば時間は潰せるんですが、キャンプ場ではそうも行かないのでシュラフの中でウトウトと。
5時を回った所でテントから這い出てまずはモーニング・コーヒーの準備。
昨晩は気付かなかったけど、両手が随分汚れている…やはり炭とは比較にならない位、薪を燃やす際の煤がクッカーに付着しているんだな、と改めて認識。
いつもの"MON CAFE/モカブレンド"を続けざまに2杯、ゆっくりと飲み干してから朝の散策に。
大きなウィンド・プルーフ、はイイんだけど、地元のお爺さん、右手を眉間⇔山の方向へと何度も往復させていて…何のお祈りだか流石の私も朝から腰が引ける(^^;
下流ブロックの駐車場ではボーイスカウト?ガールスカウト?の子供達が朝礼中。
そー言えば中学に進学した時点でクラスに数名ボーイスカウト経験者が居て、既に今の私のアウトドアの知識・技術以上のスキルを身に着けていて羨ましかったのを思い出した。
ちなみに、そんなボーイスカウトへの憧憬もあって、今回のキャンプで、苦手なロープ・ワークや、ブッシュ・クラフトのビギナーとして“トライ・ポッド”の作成にチャレンジすべく、関連サイトをプリントアウトして教材として持参していたんだけど、ヨッパのせいで何一つトライ出来ず(>_<)
せめて“自在結び”と“もやい結び”は覚えようと思っているんですけどねー。。。
基地の様な大きなテントには全く興味が無いのでソロキャン向きのコンパクトなテントを中心に視察。
いくら軽量・コンパクトだとは言え、ツタンカーメンの棺桶みたいなテントは御免被りたいけど、かと言って生地が嵩張りそうなティピー・テントじゃねぇ…。
でも、このアーミーっぽい彼のテント(写真下左)は私的にはOK♪なんだけど、気になるのは前室の前に更にタープっぽいギミック搭載のこのColemanの"TOURING DOME"シリーズ。
タープに魅力を感じる、と言うより、各関節が滑らかに可動しなくなってきている身としては、出入り口となる開口部の高さが羨ましくて。
我がモンベル軍団の"クロノスドーム 2型"は、出入りの際、かなり低い中腰を強いられるので(^^;
でも、"クロノスドーム 2型"の2.43kgに対して"TOURING DOME ST"は4.4kg!う~ん…。
「軽さは正義!」なんだけど、北の大地への携行は無いにしても、キャンプそのものを愉しむ場合はアリかな。
最近、やっぱりタープも欲しいなあ、なんて思い始めているし(^^;
ちなみに軽さで言えばモンベルの"ステラリッジ"シリーズですかねぇ。
ま、テントに関しては、今週末、バックパック=山登りでのテン泊経験豊富なお仲間の意見も沢山聞けるでしょうから(^ ^)
それにしても、明け方の両手の汚れ以上にエライ事になっていたのがクッカー類。
煤で見事に真っ黒&ネチネチ!
そしてポロシャツも…だらしない位の汚れっぷり(>_<)
ああ、早く温泉入って身体洗いたい、着替えたい…って事で8時を回ったタイミングで撤収開始。
本当はランチまで楽しんでから撤収する予定だったんですけどね。
だからまだ食材が沢山残っているから荷物が1.3倍位に増殖!
勿論ゴミもあるし。
で、いつもの『池田温泉・本館』には開店15分前に。
ちなみに『新館』は日曜のみ8時から営業だったんですね、知らなかった(^^;
時刻は11時を少し回ったところ。
まだ未体験の大垣市の老舗食堂へ行こうかとも思ったんだけど場所の記憶が曖昧だったので、結局『モレラ岐阜』へ向かう事に。
ここには『LOGOS』がテナント出店してるので久し振りに物色…あまり目新しいグッズも無く、叩き売りもやっていなくて残念!
「おっ?!」と思ったのは“薪運びバッグ”くらいか(^○^)
今回は全くの“ぼっち”状態でのソロ・キャンプを経験するというのが最大目的。
キャンプ、というよりテン泊併用での北海道ツーリングは基本ソロですから。
同行者=話す相手も無く、調理に費やす時間以外は暇になっちゃうだろうからロープ・ワークやブッシュ・クラフトの鍛錬を…と思って教材も準備して来たものの、結局バトニング=ナイフによる薪割り&焚き火での初調理にトライ出来たのみ。
次回、どこかでキャンプをする際は、
1.テントの設営&撤収のスピードアップ。
2.最小装備のクッカー&グリル類での調理。
3.枯れ枝等を使った道具作り&焚き火。
4.自在結びかもやい結びの習得。
の4点をテーマにスキルアップしたいと思います。
<了> ※mixi日記を一部改訂。
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