その日は突然に

『キャンプに行きたい』


日々、その想いを抱きながら、のめしのよめしに「どう説明して許可を得るか』を日々悩んでいる野飯です

良い説得材料が見当たらなくて、デイキャンプなんかでお茶を濁しつつ暮らしている野飯です

まだ、一度も使っていない新幕を眺めながら、『コイツはいつデビューするんだ？』と日々悶々としてる野飯です



そんな日常、何気ない1日の何気ない会話


野飯「7月の三連休、休み合うけどどうする？
　　　どこか旅行でも行く？」

よめし「キャンプ行こうかと思ってるんだけど」

野飯「あ、そうなんだ

　　　ん？え？いま何とおっしゃいました？」

よめし「キャンプやめる？」

いえいえ、止めるなんて発想は毛頭ございません。
ただ、全く想定してなかった言葉なんで思わず聞き逃しそうになっただけです。


という事で今年初の泊まりキャンプGETだぜ！

壮大な実験を試みてしまう

よめしから『キャンプ行こう』と言って頂けて心から感謝

だか、せっかくの機会をただ楽しむだけでは勿体無い
今後、継続的にキャンプに行けるキッカケにしなければ！


『よし！よめしをキャンプ沼に引き摺り込んでしまおう！』

壮大なプロジェクトの始まりです

おしゃれキャンプを目指す

よめしのキャンプ歴はこんな感じ

・子供の頃家族でキャンプに行った
・グランピングしたけど虫が多く、トイレも汚くてありえなかった
・北海道でキャンプした時は周りがうるさくて眠れなかった

うー、どんなキャンプをしたらハマるか

飯うまキャンプ？
焚き火？
おしゃれキャンプ？


うん、カラフルなおしゃれキャンプだな

以前もこのアヒージョを気に入ってたみたいだし

おしゃれアイテム

チェアは大事だな
なんせ、1番長くいるスペースだしな

地べたとかありえないだろうな
（ファミリーBBQの時は地べただったけど）

となると、座り心地だけじゃなく見た目も大事
カバーを買う

お、おしゃれな雰囲気出てんじゃない？

これでおしゃれキャンパーだ笑

車パンパン

車に荷物積み込んだら後ろが見えん

もう既におしゃれ感なし

大丈夫

実際設営したらおしゃれキャンパーでイけてるはず

途中、道の駅でファーストソフト

でっかい💩みたいなキャラクターが鎮座する
『道の駅 のせ（くりの郷）』

名物の栗を使った
『栗ジャムのソフト』と『栗キャラメルのソフト』

おお、これはかなりおしゃれキャンパー感高いんじゃないですかね

ここでお昼

この道の駅から『どんがはたキャンプ場』まではあと15分程度

とは言え、途中で買い物して、現地で設営してって考えたらお昼ご飯に在り付くまで2時間くらいかかりそう

それはおしゃれキャンパーとしてあり得ない

ここはスマートに地の物を使ったおにぎりでスマートにお昼を済ませる

塩、蕗、そぼろと玉子の4つを頂く

地物を食べるのもおしゃれキャンパーとしてポイント高いはず

おしゃれキャンパーがどんがはたにやってきた

到着！

こんな看板あったっけ？

今回はCエリア

いままでどんがはたでは『Aエリア』を使ってきました。
それはソロだったから。
adventureやaloneの頭文字をとって『A』にしてたんです

でも今回はおしゃれキャンパーです
エレガントでスタイリッシュな感じです
フランス語で言えば『Chic』です


だから『Cエリア』


おしゃれキャンパーはサイトにも拘ります

リビングもおしゃれ

おしゃれキャンパーが使うタープは
ヘキサタープ と相場が決まってます

そしてチェアを置いたら
ほら、おしゃれ

おしゃれ感 爆アガり

おしゃれキャンパーの必需品

『チェアカバー』


ナバホ柄だけでおしゃれキャンパー間違いなし！

これにはよめしも
『かわいい』って

でも、写真撮ってなかった気がする…

これはちょっと怒られた

今回のキャンプに合わせて7月に発売されたばかりのVASTLANDの2ルームを買いました

オサレなキャンプには『DODのワンポール』と考えてましたが、あれ火の粉が飛んで穴空いてるし、めちゃくちゃ煤臭いし

ウォウウォウじゃないウサギの穴

実は2ルームを建てるのは初めて
少し悪戦苦闘

だってデカいんだもん
風もあったんだもん

正面

右側

みぎかな〜
ひだりかな〜


正解は




ひだり！

背面

前と側面の3面は跳ね上げが可能
メッシュにもなるので良きです

水分と糖分補給

あらかた設営終わって一服

ぶどうと炭酸を組み合わせたこの飲料が、おしゃれセンスをくすぐってきます

しばしボーッとして過ごす

天気は晴天
でも、風があって暑くない
虫も少なかったので、もう快適

下界には戻りたくない


今回のような『おしゃれ』を意識したキャンプだと、このバスもおしゃれアイテムのように思えてくるから不思議

やっと会えた

今年初の泊まりキャンプという事は

今年初のキャンプでヤツに会えるのです


その名は



『alcohol』



まずは、氷結で喉を潤します

お供は缶つまの牛タンで

もっとツマミを

今回はこのYOLARのパチB6で炭火焼

よめしは「こんな小さいのでもBBQできるんだー」って少し感動してる様子

これだったら、近所の公園でも手軽にできるって


ちなみに炭の火おこしはファンがおすすめです
楽チンです

一品目　えびせん

煎餅をさらに炭で焼く

これで、香ばしさがプラスされるはず













焦げただけでした…

2品目　さざえ

途中のスーパーでタンを探してたんですが、良いのがなかったので代わりに買ったサザエさん

醤油を垂らすと空腹を誘う香りが漂います

実はさざえの取出しは比較的得意なほうです

小降りだったけど、けっこう身は大きかった

何より旨い！！

よめしも美味そうに食されてます

3品目　ホタテマン

これも途中のスーパーで買ったヤツ

ホタテといえば北海道

そうくればクラシック


たまたま、近所のスーパーで売ってました

よめしはドライ生ジョッキ缶


これはホタテが焼き上がるのが待ち遠しい

これも醤油をたらして
再び酒がすすむ香りが漂います



旨い、旨いぞ


よめしも満足のよう

4品目はサッパリと

道の駅で買ったピーマン


ピーマンはそのまま焼くと美味い

と聞いたのでやってみた




これからは、絶対にそのまま焼きます
水分が逃げないのでみずみずしくて甘いんです

キャンパーの皆様にはおすすめです

七味と醤油でなお美味い

ポン酢でもきっと美味い

では、飲み物を追加して

5品目　手羽先

これはよめしのリクエスト

『炭で焼いたら絶対に美味しいよ！』


はい、間違いありません

岩塩とブラックペッパーで優勝

癒しのランタンたち

このままだと炉端焼屋になってしまう


おしゃれキャンパーはどこに行った？



ルミエールでおしゃれ感を出さないと、よめしの沼ハマりが遠のく

フュアーハンド
何気に初出し

芯をカットするのを忘れてて炎が野暮ったい

もちろん愛機の鹿番長も



炎のゆらめきでよめしも沼に落ちていくことでしょう

6品目　なすの網焼き

いまが旬の茄子
これは素焼きで


茄子にはカリウムが含まれてるので浮腫みがとれます
それにナスニンというポリフェノールの一種も含まれてるので美容効果もバッチリです

大自然に癒されて美容効果もある
これでキャンプ沼にハマることに違いない！

7品目　アイコ

さらにトマトも


イタリアでは
『トマトが赤くなると医者が青くなる』
と言われてるそうです
昔、VOWで見た記憶があります

まだまだ食べる

野飯とよめしの間では『家で焼肉をしない』という掟があります

なので、よめし参戦のキャンプではほぼ肉を焼くことになるのです

今回はB6なので一枚ずつじっくりと焼いていきます

まだまだ夜は長い

肉もこんなにある

肉を焼き始めて1時間経ってもまだ肉を焼く

よめし母特製の『焼肉のタレ』もあるし、サンチュもある

ガンガン食える

前からやってみたかったこと

それは燻製

ささみ燻製、くんたま、燻製ソーセージ、燻製チーズ

憧れます

使ったスモーカーは使い切りスモーカー

ビール類の後に酎ハイを飲み続けてるので、このダンボールを組み立てるのも手元が怪しい…

着火

放置

燻製を燻しつつ、よめしとの夜は更けていく


そして眠気も増してくる

気がつくと

朝を迎えてました

清々しい朝です


トイレ行こ

トイレからサイトに戻ろうとしたら、よめしもトイレに歩いてきた

『目が覚めた』というので、2人でしばし散歩

まだ5時前ですけど・・・

で、散歩からサイトに戻ってきてまず確認したのは

🙏

スモークウッドがあんなに時間がかかるなんて知らなかったんです

しかも玉子を見る限り生っぽいうえに、この夏場に一晩放置


試しにソーセージを一口


燻製の良い香りが口の中に広がります
でも、生っぽい気もする
まだ、ソーセージは加工されてるからいいけど、ササミと玉子はちょっと怖い

よめしと相談のうえ、今回は『お見送り』することに…


この『お見送り』が思わぬ事態を引き起こす

気を取り直して朝ごはん

朝ごはんは肉まんのホットサンド
肉まんは３個入り


バター忘れたことにこの時気づく


ま、油とマヨネーズはあるから大丈夫

久しぶりの朝珈琲開店

青空の下で飲む淹れたてのコーヒーはやはり美味しい

肉まんトースト

やはりコフランがまだ上手く使いこなせていない

毎回焦げる

ラスト１個の肉まんはマヨネーズで

これはバターよりうまいかも

マヨネーズのコクと肉まんの餡の旨みが相まってかなり美味い
さらに黒胡椒でピリ辛感も足して

マヨネーズは多めの方がなお良いと思います

10時撤収目指して片付け開始

水汲んでいたけどどこだ？
って思ってたら、ポンネットの上に鎮座されてた

食器類は軽く水洗いして、家で再度洗うことに

残った水で車の汚れを落としてました

寝具類はこれだけ

よめしは想像以上にぐっすり眠れたらしいです
ただ、このSOOMLOOMのエアマットの音がかなり煩かった
他のキャンパーさんたちに迷惑をおかけしたんだろうなー

濡れてたテントやタープもお日様のおかげですっかり乾きました

全て積み込んで10時に撤収

今回はちゃんとしてた

撤収後は恒例のアイス

初めてどんがはたを訪れた時に現代アートなソフトクリームを提供してくれた『山郷の駅』で再度のソフト

チッ！普通じゃん

前回のアート作品

帰りは

温泉入って

蕎麦食べて帰宅

２つのまさかの事態

車のエアコン、壊れてた…


効き悪いなー
とは思ってたけど、熱風しか出てこんかった💦




そして、もう一つのまさかの事態

よめし『燻製がうまくできなかったのが悔やまれるんで次回はリベンジしよ』
って
これはキャンプ沼にハマってる？