おい、家主。またワタシを置いてキャンプか？

とりさん家のフテ猫ちゃんを思いっきり意識した、おこめちゃんカットからの記事スタート。
そんな睨まないでおくれおこめちゃん...
ほら、このまえチュールに、だしカップもブラックフライデーでまとめ買いしておいたじゃあないか...

さて、先週は解放感のあるふもとっぱらの宴で、いろんな方々と楽しく過ごしたし、今回は真逆の森の中ソロを楽しむ！！
あっちがつけばこっちがつかず…ないものねだりの心とは恐ろしいｗ

行きツーリング

気持ちよく晴れた空に、大山が良く見える。
澄んだ空気の中を県境まで走って、両国橋を越えて、バイカー同士の挨拶文化「ヤエー」を数回しながら、
少しだけ頭を出している富士山を横目に走って、山を登る。

到着

ここをキャンプ地とする！！
道志の森キャンプ場は、広大なフリーサイト。
張る場所で全く違う表情を見せてくれるこの森は本当に飽きない。

今回はかなり良いロケーションをゲットできた！
これは張る前からテンション上がる！

ひとまずは...

荷物を降ろし、受付を済ませ、設営前に耐え切れず…
キャンパイ！！

あー。うまいっ！！
もうこの時期は外気温だけでキンッキンに冷えてやがるぅ！！

設営

今日は冬だけどバイクに載せれるように厳選した地べたスタイル！
まだまだ削れるギアもあるとは思うけど、やっぱり遊び心とか余裕とか少しは欲しい。
その間を自分なりに考えたセッティング。

防寒対策

インナーシュラフに、湯たんぽに、焚火リフレクター。
そして灯油バーナー＆ヒーターアタッチメント！

標高がそれなりにあるので、確実に夜は冷える。
マイナス気温でもこれだけ準備があればシンパーイナイサー！！

体温を上げるという酒類も、ビールに酎ハイにスキットルの中にはバーボンとジンも入ってる！
凍えることはないだろう...きっとｗ

サイトの景色を楽しむ

水面から反射する光を跳ね上げ部分が受けてとても綺麗だった。
そしてこの眺め。

テントが作ったフレームに森を収めたような景色。
本当このキャンプ場はいいところだなぁ。
毎回違う感動がある。

一人宴開始

最近この蓋つきスキレットにハマってる。
とにかく小さいので、ソロでしかまともに使えないが、小さいがゆえに普通のスキレットやダッチオーブンと比べて、かなり軽いしコンパクト。

焼き物はきれいに焼けるし、ふたを使ってオーブンのように使えるし、密閉率が高いので蒸し焼きもうまくできる。
そして蓋単体でもフライパンとして使える。

あと何より、蒸気が隙間から出てるときとか、焼きあがった時とか、見た目がいい！
ふと目に入った時にテンション上がる。

早くも日が落ちてきた

最近日没が早い。
更に森の中はすぐに暗くなっていく。

日光がないだけでかなり冷え込んできた。
落ち葉と小枝をかき集めて、薪を置いて着火。

こういうことができるのも森のいいところ。
着火剤いらず。

青から黒そして銀へ

ブルーモーメント。
濃く青い時間から黒い時間に代わり、それぞれのキャンプが灯った後、月明りと薄い雲で銀色の空が見える。
独り、外で過ごしているとこういう変化を敏感に感じることができる。
これだからソロキャンプはやめられない。

夜は鍋

チゲ鍋。
うどんで〆る。
マイナス気温でキンッキンに冷えすぎたビールは全く泡立たなくなった。
飲んだ後に喉で泡立っているのを感じる。
この感じ、真冬キャンプって感じがするなぁ。

焚火で暖をとる

焚火リフレクターを使って、薪をいつもより多めにくべて、暖を取る。
ダラダラのみながら、薪をくべたりつついたり位置を変えたり、火吹き棒を使ったり。
そうこうしているうちに薪がなくなった...

寝る前に少しおこもり

灯油バーナーにヒーターアタッチメント乗せて、一酸化炭素警報機もON。
ソロベースぐらいの広さならこれで十二分に暖まる。
すぐに暖まるし定期的な換気は忘れない。

そんな中しっぽりとバーボンを呑んで過ごしてから、火を消して就寝。

翌朝

何もかもがバリバリに凍っていた。
無意識に「サムイサムイ」と、独り言いいながら、灯油バーナー＆ヒーターアタッチメントに火をつけて暖まる。
ついでに珈琲も沸かす。
パーコレーターで作る珈琲はドリップ珈琲より温度が高いのでこの時期うまさ2倍増し。

朝食

蓋つきスキレットで温めたピザパンとコーンスープ。
ピザパンは別にそのまま食べてもおいしいんだけど、ひと手間温めるだけでさらにおいしくなる。

食べたら撤収しないとなぁ。
あぁ、このまま連泊したい...

名残惜しいので散歩

次着たらどの辺に張ろうかなぁとか、こんなところあるんだぁとか、ここに張るとこういう楽しみ方ありそうだなとか。
このキャンプ場での散歩は妄想が捗って楽しい。

さて頑張って片付けよう。

撤収

ソロベースって二股ポールにペグも一緒に収納してもこんなに小さくなる。
TCだから重量はかなりあるんだけど、この収納サイズをかんがえたら、少し背丈が足りないとか不満があったとしても、多分これが最適解なサイズなんだろうなと思う。

よし、何とか積み終えた。
帰りのツーリングも楽しむ！

帰りツーリング

山を下って、神奈川に戻って、宮ケ瀬湖寄って、ヤエーして。
道志みちも宮ケ瀬湖もバイカーが集う道だから、一人で走ってても孤独な感じしないのがいい。
土日とも、天気にも恵まれて気持ちがいいツーリングができた。

帰宅

家に帰ったらいつも通り床におこめちゃんが落ちてた。
そして思いっきりあくびしてた。
自由でいいなぁ。そんな自由さが、見てるだけで少し自分にも伝わってくるようでうれしいよ。

今回もいいソロキャンツーできたなぁ。
路面凍結の時期になるまで楽しめるだけ楽しんでおこう。

さて、次はどこにいこうかな。