久しぶりに休みを取って、ちゃんとキャンプ場を予約してのソロキャンプ。
最近、野営地ばかり行ってたんで、なんかちょっと緊張する。
予約したのは一ケ月前。
紅葉のシーズンを狙ったのと、富士山が見える場所が良かったので、近場の山中湖で。
一週間前から天気予報は雨マーク。
ずっと晴れてたのに狙いすましたかのように雨予報。
お金払って道具を濡らしに行くべきか…どうせ富士山も見えないし。
キャンセルしようか迷いつつも、そうそう連休も取れないので覚悟して臨むことに。
当日。
予報では午後から雨、夜は強く降るとの事。
何とか降り出す前には設営をしてしまいたい。
などと考えながら道志みちを走ってると、薄日が差している。
これはもしかしたらもしかして、予報が外れるかも?
実は雨なんか降らないんじゃないの?
紅葉の時期は狙い通りか、ちょっと遅いか。
地元の山では見頃までまだ10日くらいかかりそうだけど、道志はすっかり色づいていた。
勝手に天気に安心して、寄り道しながら写真撮影。
山中湖に到着。
今回予約したのは「RECAMP 山中湖」
日・月利用の平日限定ソロプラン。
好きなサイトが選べる点と、富士山が良く見える点でここに決めた。
施設も新しく、オシャレで綺麗だ。
普段の野営地とは別世界、なんか緊張する…
チェックインを済ませようとしたら、本日は強風でテントが張れないとの事。
夜中にかけて15mくらいの風速になるらしく、張ってもいいけど自己責任。
あぁ、富士山も全部は見えないし、無理して張っても焚火は出来ないし、やっぱキャンセルか…
と思いきや、系列のキャンプ場を紹介してくれるとの事。
林間サイトで富士山は見えないけど、風はいくぶん防げるらしい。
どうせどこ行ったって富士山見えないし、そちらにお邪魔することに。
(移動前にステッカーを買おうとしたらプレゼントしてくれた。感謝。)
お迎えの車の後をついて行って辿り着いたのがここ「筑波大学」
じゃなくて「レイクロッジ ヤマナカ」
山中湖の湖畔に佇むキャンプ場。
大学の研修施設を改修してキャンプ場を共有運営してるのかな。
自分の他にも何組かRECAMPから移動してきた。
移動せずに張ってた強者もいたけど、楽しめたんだろうか…
みるみるうちに富士山は真っ白に隠れ、雲行きが怪しくなってくる。
結局予報通りなのか?
気象庁の関係者は天気の悪いキャンプ場には近づかない事をお勧めしつつ、急いでチェックイン。
サイトは道路から離れていてトイレや管理棟に近い場所に決める。
富士山が一望できる湖畔に出れる場所にも一番近く、ナイスな選択。
しかしどのサイトもファミリーでいけるくらい広く、Wi-Fiも電源も使える。
なんだか便利すぎて気持ちが浮ついて落ち着かない。
時折ポツポツと音を立てて降り出した雨。
ちょろっと降ってしばらくやんでの繰り返し。
夜は時間7mmの予報も出てたし、15mの強風とか聞いちゃったし。
雨対策で幕内・幕外にもグランドシート、タープも連結して、やっと腰を落ち着ける。
相変わらず風は強いが風下に向けて設営したので煙が綺麗に逃げてゆく。
その代わりに背中とお尻が寒い寒い。
リフレクターも反射熱が風に飛ばされて、ぜんぜん暖まらん。
今回燃やす薪のノルマ。
柚子の木は薪にする際、トゲを全部落としておいた。
最近、木片ばかり燃やしていたので、やっと薪っぽい薪を燃やせる。
針葉樹4に広葉樹6の割合。
火が落ち着くと、ほとんど針葉樹は使わなかった。
とっくに一本空けてるけど、陽が暮れてきたので改めて。
まだ冬には早いけど、冬物語。
実は気温が高いという予報を鵜呑みにして、バカみたいな薄着で来てしまった。
ついでに荷物になるからとストーブも置いてきた。
個人的にはここは冬物語。
キャンプとはジャガイモだと言わんばかりに毎回作っているジャガイモのホイル焼き。
焚火に放り込んでゴロゴロしてれば出来上がるので、ついつい作ってしまう。
しかもシンプルで美味しい。
今回はバターを忘れて塩のみだったけど、それでも充分美味しかった。
予報が雨だったので室内に籠ることも考え、メインは牛モツ鍋。
生の牛モツとキャベツ・にら・ニンニク・長ネギ・豆腐を入れて煮込む。
味は良かったけど油がキツ過ぎて半分食べてご馳走様。
〆に生ラーメンとか用意してたけどとんでもない。
帰ってからスタッフが美味しくいただきました。
ってか、雨どころか星見えてるし。
鍋と言えば日本酒。
とうとうB-6君熱燗キットを使う時が訪れた。
強風で冷えた身体を中から温める。
ってか、強風どころか風やんでるし。
風向きが変わりテントの中に煙が流れ込んできたので、焚火はちびちび燃やすことに。
お隣のファミリーが薪が足らないようだったので、勇気を出して声かけてみた。
早々に燃やし尽くしてたそうで、残ってた薪を全てあげたらとても喜んでくれた。
真っ暗な焚火台の前にお父さんだけポツンと座っていたのが、火が起こると家族皆で焚火を囲んでいた。
消灯時間まで楽しそうに団らんしてて、よかったよかった。
21時頃にはすっかり晴れ渡り、夜の富士山を撮影できた。
7mmの雨も15mの強風も無く、静かな夜。
一瞬でもキャンセルがよぎった昼の自分をしっぺしてやりたい。
周り数組のファミリーも後ろの学生グループも、皆とてもマナーが良く快適な時間が過ごせた。
翌朝6時、日の出に照らされる富士山を撮影。
寝袋のおかげで半袖Tシャツでもぐっすり眠れたが、朝は上着を着ても寒い寒い。
撮影後は上着を着たまま寝袋に潜り込むが、一向に温まらない。
ストーブ持ってくればよかったー薪少し残しておけばよかったー
温度計を見ていると夜中より朝の方がどんどん気温が下がる。
最低気温5℃まで下がった。
あまりの寒さでカメラのレンズも曇る。
とりあえずコーヒーをいれ、ホットサンドを作り無理やり腹に入れる。
この後ホットサンドメーカーがずり落ち買ったばかりのグランドシートに穴を空ける。
何やってんだかわからない内に温まり、気温も上がってきたので撤収。
家からそう遠くないけど、せっかくだから帰る前に近くで昼食。
来るときに見かけた道志道入口の蕎麦屋か、別荘地に佇む変わった蕎麦屋か。
結果、別荘地のお蕎麦屋さんへ。
なんだか色々お洒落だし、月曜の昼間から一人でランチだし、優雅だなー。
店の奥様と話してたら山中湖の紅葉は一週間ほど遅かったみたいだけど、わずかに残った紅葉を写真に収めて帰路につく。
出発前から天気に振り回されっぱなしのキャンプだったけど、終わってみたら最高だった。
パンダ2022年11月16日
熱燗キット、かっこいい!
天気も荒れず安定して良かったですね♪風が強いとキャンプ醍醐味焚き火もできないし、過ごすこと自体大変ですからね('Д')
翌日の富士山はご褒美のような美しさ(*'▽')
続きを読む
3102022年11月16日
@パンダ 様
熱燗キット、360mlの小瓶がちょうど収まって重宝しそうです(^-^)
小瓶にしておかないと飲み過ぎてしまうので(^^;
ほんと、雨は覚悟して用意していましたが、予報に無かった強風にはまいりました。
当初の予定とは全然違う形になりましたが、むしろこの方が良かったんじゃないかと思えるくらいのご褒美を頂きました!
続きを読む
MONTA2022年11月15日
たまにキャンプ場行くと緊張しますよねー!
薪を差し上げるとか、神😍
いつか下され😎
キャンプ場楽しめたようで何より👍
続きを読む
3102022年11月15日
@MONTA 様
なんなんでしょうね、あの緊張感w
決してコミュ障ではないんですが、やっぱり野営は気楽です(^^;
せっかくの家族の思い出が、薪が無いだけで寂しくなってしまうのもアレだったんで。
ほんと大量にあるんで、いくらでも差し上げますよ!
まさかの来週も休みが取れたので、次は静岡方面にでも(^-^)
続きを読む
週末スナフキン2022年11月15日
おぉ。。熱燗キット!!ぐっときますねぇー!
紅葉にに富士山にとナイスキャンプ!!
週末行ったばかりなのにもうキャンプ行きたくなりましたw
続きを読む
3102022年11月15日
@週末スナフキン 様
酒飲みなのでB-6君購入時に…と言いますかこれがやりたくてB-6君を買いましたw
永らく使う機会が無かったんですが、やっと陽の目を見る事が出来ました。
天気だけが心配でしたがとてもいいキャンプになりました!
自分もまたすぐにでもキャンプ行きたいです~w
続きを読む