辞令は突然に

辞令は突然やってきた。

転勤、、、。

まあ、いち企業に雇われている以上は仕方の無い事やけど、ただ何回も経験している事であれ、引き継ぎ、転宅準備、その他いろいろ、ほんとに面倒くさい。

そして本日、荷物搬出日。
ずいぶん前から日程は決まっていたのたが、
ギリギリまで準備しない悪い癖が発動。

予定日が近付くのを感じながら、、、
◯◯時から本気出す！いや、明日から本気出す！
そんな感じで時は過ぎ、気が付けば当日、、、

こうして今回もまた慌ただしい引越しとなったのである。

引越しのタイムラグから生じた機会

がらんとしたお部屋。
業者が来たらあっという間や、さて、次の赴任地へ、、、とは行かない！
なぜならこの時期、世間は引越しの繁忙期、搬出した物がすぐに届く事が不可能。数日タイムラグが発生してしまうのである。そして僕は今日この地に留まる。一般的感覚ならばホテルに宿泊してやり過ごす。
が、しかし、ここでキャンパーの血が騒ぐ。
いい機会だ、今からキャンプしよう！
それに一度やってみたかったんよね、部屋キャン。

さあ、部屋キャン、始めます！

ちょっとワクワクしてきた。

いつも使ってるメインの道具は殆ど送っちゃったけど、車に積んでる最低限の物で、

さあ、部屋キャン、始めます！

ここをキャンプ地とする！

初心者の頃に使ってたテントが丁度良く収まった。

室内に設営したらアルペンアウトドアーズの売り場の一角みたいになりましたが、そこはご愛機という事で、、、。

小さいテントだけど部屋に設営すると大きく見える。

とりあえず、寝床の準備も完了。

それでは、いつものように過ごしましょうかね。

めちゃめちゃ違和感、、、

そう、ここは海でもなく山でもなく、何の変哲もない部屋なのだ。

サイト越しに映る無機質な空間。
いろんな意味で新鮮です。

やる事は変わらない

よくよく考えてみると、

電源あり、トイレすぐそこ、風呂あり、ネット環境最強。

ものすごく高規格な場所じゃん！

部屋キャンすごい！

と、謎に感激しながら、

普段のキャンプと変わらず過ごします。

火器類の使用が制限されるので、

簡単な料理で、

少しだけ、いつもの雰囲気で。

いつものように美味しゅうございました！

なんだかんだ満喫している。

いつものようにキャンプしてるなぁ。

部屋キャンの夜

そして部屋キャンの夜が更ける。

と言っても、電気消すだけです。

セルフで夜になります。

いつでも自在に夜の闇を作り出せます。

部屋キャンの醍醐味です。

けど何回も言いますが、

電気消すだけです。

ランタン点けると意外と雰囲気が出たよ。

停電したみたいだねぇ、なんて邪念は振り払いましょう、、、

星空は無いけど、天井に反射したランタンの灯し火が、なんとも幻想的でした。

足りない物

自分なりに楽しんでいる部屋キャン。

しかし何か物足りない。

そう、あれです。

焚き火！！

だけど室内だから無理！！

それならば、

パソコン召喚！！

どや！

いい感じ！！

動画ですやん？という邪念は振り払いましょう。

もうここは、キャンプ場の夜なんです！

こうして部屋キャンの夜(消灯)は、素敵な雰囲気と共に過ぎてゆくのでした。

また機会があれば

テントに篭もる。

部屋キャンのほうが野外よりテントの秘密基地感があるのは気のせいだろうか？

部屋キャン、思っていた以上に楽しめた。

やってみたいという願望も、その楽しみを倍増させたのかもしれない。

なかなか出来ないけど、また機会があれば、

あ、広い部屋があれば出来るよね。

いつかそんな部屋を所有出来る日を夢見て、、

おやすみなさい。