キャンプらしいキャンプ場

巷ではやりのグランピング。
常設テントにエアコン付きリビング、食材もそろってて手軽にアウトドア気分に浸れるみたいですが、オジサンの私には少しだけこっぱずかしい。
そんな同輩に今回のキャンプを紹介。
場所は房総、鹿野山の山奥に位置するカージの杜。
受付を済ますとあとは好きな場所を選んで設営・・でも、これが普通と違った。
前日からの雨で段々畑風になったサイトに行くまで、ぬかるみでスタックしそうになりながら四駆でようやく駆け上がり適当な場所を選択。
（雨じゃなければ普通に登れるようです）

雨をよけるためにタープを低くして過保護張り

小雨がぱらつき、少し肌寒かったのでソロテントにヘキサタープを重ねて２ルーム仕様の半過保護張り。

雨が止むまでボーと過ごします

雨が止むまでタープの中で、ただボーっと過ごします。
周りが林で雨と鳥の声以外聞こえない静かなサイトで、違う世界に来たような気がします。
なんだか遠い昔の子供のころ、仲間と一緒に山に登って秘密基地を作ってのんびりした時のような感覚です。

他にはない設備が・・

トイレ、炊事場・・と普通のキャンプ場と変わらない設備がそろってますが、それに加えてキャンプ利用者に無料開放しているログハウス風ゲストハウスがあり、だれでも利用可能です。

秘密基地本部だぁ

ゲストハウスの中はこんな様子。
秘密基地の作戦会議でもしたい感じ。
寒い夜にはだるまストーブに火を入れて、ここで一杯なんてのもいいかも。

昼、ホトトギス。夜、アオバズク

昼はホトトギス、夜は真っ暗な中、アオバズクが鳴いて低山だけど山の中って感じが、すごくいい。
今回は私を含めて４組しか入ってなくて、周りを気にせず過ごしやすかったです。
（４組のうち２組がバイクのソロキャンプ。内ひとりは若い女性キャンパー！君も秘密基地の女性隊員だぁ・・勝手に決めるな）

カージさん、奥さん。また遊びに来るよ。

オーナーのカージさんはとてもいい人で、話し好き。帰り際３０分近く話し込んじゃいました。
また、奥さんも「これ、ウェルカムドリンクならぬウェルカムデザートね」って夕飯時にわざわざサイトまできてフルーツゼリーを配ってくれました。
こんなアットホームで素敵なキャンプ場、実はあまり人には教えたくないんですよね・・・。