遅ればせながら皆様、あけましておめでとうございます。
昨年からcampiiiを始め、皆様の投稿を参考にさせて頂きつつ、キャンプ＆野営を楽しませて頂きました。
本年も引き続き、勉強させて頂きながらへなちょこキャンパーとしてやっていこうと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

さて、昨年の仕事納めは29日。
30日～31日に掛けて2022年最後の野営に行ってきた。
向かった先は勿論、中津川河川敷。
今回は田代より上流の馬渡橋下で。
それほど広くない分、静かな年末野営を期待してここに決めた。

何年か前に架け替え工事された馬渡橋。
今でこそ何の変哲もない橋だが、旧馬渡橋はトラス形状の鉄橋でとても趣があった。
田代の鉄橋のように、何とか保存できなかったものか。
あの橋の時代にここで野営してみたかったなぁ。

橋の上から。
この日はデイが2組、泊りが2組、遅くなってから更に泊りが2組。
他の野営スポットはどこもかなりの混雑模様だったけど、ここはとても静かだった。
今までは出入口の坂がえぐれてて、クロスロードでも下回りを擦ることもあるくらいだった。
ちょうど下流側の河川工事の最中で（年末年始は休工中）砂利で綺麗になっていて、出入りも楽ちん。

今回は高さの違うポールを2本使って、変な形で張ってみた。
河川敷でも焚火シートは必須。
無料で使える野営地だからこそ綺麗に使いたい。
誰かが燃やそうとした焦げた生木も小割にして燃やし尽くす。
日本単独野営協会の会員の端くれになってから初めて知った焚き逃げという言葉。
それ以来各地で目に付くようになり、できる限り拾って燃やす事にしている。

一息ついてから周囲のゴミを一時間程拾ったらこの通り。
これでも燃えるゴミ限定で拾っただけで、まだまだあった。
ペットボトル。プラ容器。炭の箱。食べ切れなかったのか生の魚の切り身。乾電池まで。
中でも酷いのがタバコの吸い殻。
二種類の銘柄のが周囲に果てしなく散乱していた。
自分も喫煙者だが、こうした輩がいるおかげで肩身が狭くなり本当に迷惑。
思わぬ年末の大掃除。

気を取り直して辛口一献。
冬のキャンプはすっかりワンカップの熱燗がマストになってしまった。
寒い中で呑む温かい酒は最高に旨い。
しかもあまり酔いが回らなくていい事づくめ。
酔いは回らなくても身体はしっかり酔ってるから、調子に乗ると頭が痛くなる。
日本酒は2杯までとして、ゆっくり寝る事とする。

翌朝は早朝焚火。
年越しの準備があるので昼には切り上げる為、早めの朝食。
絶賛汚し中の戦闘飯盒2型でカレーと炊飯の同時調理。
蓋だけ異様に汚いのは、ケトルを忘れて蓋で何度もお湯を沸かしたため。
コーヒー飲み過ぎてジャグの水が無くなり、カレーが作れないのでコンビニにダッシュ。

無事カレーも煮えて、ご飯も炊けた。
なぜか米を一合持ってきてしまい、朝から満腹の限界値を達成。
ソロなら半合で充分だったー。
何とか昼までに残った生木も燃やし尽くして家路につく。

年末にふさわしい、近場でサクッと野営で2022年も終了。
年を越して一息ついたらすぐに次のキャンプに出掛けます～。