それはそれは大変な子連れキャンプ。テントを設営するとなれば、やれペグをうたせろ。やれ、この岩からジャンプしたい。
調理をはじめれば、やれ、あれ食べたいこれ食べたい。食事を始めれば、やれ食べさせてくれ、これ食べたくないだの。
火を起こせば、動線に気を使う・・・。注意することも多く、疲れと共にだんだん不機嫌になる・・・。と、
絶対スームーズになんていかない、子連れキャンプ。スームズにいかない事なんて、もはや無問題。想定内。大したことない!
気づけば子どももキャンプが大好きになりました。
そんな中、今回、3歳の子どもを持つ我々家族と、4歳の子どもを持つ友達家族とのグルキャンで、想定外にスムーズなキャンプを体験しました。
スムーズな設営、調理、食事、睡眠。途中、正直時間を持て余すことも!子どもは子どもでめちゃくちゃ楽しそう・・・こんな事初めての経験です。
もはやとまどいすら感じました。
なぜスムーズに行ったのか、帰ってきてあれこれ思い返すと、意外と見えてきた子連れグルキャンを成功させるポイント!
忘れないうちにまとめてみます。
① コンパクトな区画
② 正対照のギア配置
③ 子どもだけの空間
①コンパクトな区画
なんでもやりたい盛りの3歳児と、勝手にやりはじめる4歳児。
そんな年頃の子連れキャンプで一番考えるのは、安全。
あっちいったりこっちいったりする子どもを、ずっと見張って注意するのって本当に大変。
そこで今回はもともとタイトな1区画に2テントを張り、2家族分のギアを集結!もう1区画には車2台を駐車。
そうすることで、サイト内が一目瞭然。子ども2人に対し、大人4人の目が行き届く、ベストサイズに!
ギアも集結させることで、モノの貸し借りや調理も効率的に行え、いいことずくし!
今までは子どもが自由に動き回れるように、フリーサイトにどーんと広げて設置していたのですが、
今回やってみてコンパクトサイズ最高となりました!
子どもの自由奔放な動きを最小限にし、かつ、親の目が行き届くベストサイズだったのです!
今まではフリーサイトで自由すぎた・・・まだまだ初心者でしたので・・・
②正対象のギア配置
3、4歳は人のモノが気になって、なんでもお友達と一緒がいいお年頃。
そこで、今回の正対照のギア配置が功を奏します。
一枚のタープの下に調理台、テーブルを設置。奥にテント2台をギチギチに。
テーブルやチェアも左右対称に置くことで、平等感が生まれ、お互いのモノを取り合うこともなくなりました。喧嘩の仲裁って地味にストレスですよね。
さらに、調理台とテーブルの間に炭を置き、子どもは入れない配置にしたのも、子どもへの火の注意を最小限にできたポイントでした。
なにしろ、サイト内がギチギチなので、自然と動線が絞られ、死角が減るので、気づいたら勝手にサイト内からいなくなってるなんて心配もありませんでした。
子どもがお互いのテントを行き来するのも短い距離ですむし、それも親が座るチェアのすぐそばなので、子どもも親が見ている安心感を感じながら、テント内で騒ぎまくることができたのかもしれません。
③子どもだけの空間
設営や撤収の時、意外と視界から消えがちな子ども。正直不安です。
今回、夏に大活躍した簡易テントを子ども用に持って行きましたが、これが正解!
ふたりでテント内でお菓子を食べて、われわれの設営を見守ってくれていました。
その後もしばらくテント内で遊んでて、子どもだけのテントって嬉しかったみたいです。
いずれはテントの設営を手伝ってくれるようなキッズキャンパーになって欲いですが、
大人に余裕がない時は、こんな感じで遊んでてくれるとすっごい助かります。
荷物は増えるけど、楽しんでくれるなら・・・
④おまけ
そうはいってもずっとサイト内で遊ぶなんて、3、4歳児には難しいもの。
そんな時、山中湖リゾートフォレストはサイトのすぐそばがもう山中湖!
葉っぱや、なぞの草や時には虫も・・・全てが遊び道具に。桟橋も30回くらい往復しました。
湖の波立つ様子や音、雲の動き、自然全てから彼ら刺激を受け取ってるのを感じました。
大人の都合で子供用のテントにいてもらったり、いろいろ工夫しましたが、やっぱり
自由に走り回る子どもを見ると、こちらも楽しく嬉しくなるものですね!
今回はサイトも、自然もコンパクトなサイズ感で、初心者子連れキャンパーにはとても優しいキャンプ場だったのかもしれません。
次回はどんなところに行こうかな。
今回のことを参考に、もっと自分たちなりのキャンプを追求していこうと思います。
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