三連泊の二日目と三日目は、台風並みの強風でした。
川の上流から地響きのような轟音が近づき、山の木々がけたたましく騒ぐと同時に突風がテントをバタつかせる。
これが一晩中続き、寝るに寝れない。最終日の翌日も風は止まず強風の中で撤収作業となりましたがこれが最悪の結果になりました。
細心の注意を払っていましたが、テントとフレームを固定する最後のアジャスターを外した瞬間、風に煽られたフライシートがフレームに絡み付き、鈍い音とともにそのまま捻じ切ってしまいました。
ボー然とする間もなく、身体とともに風に持っていかれるフライシートにうずくまり、少しづつ巻き上げて何とかフライシートを回収。
フレームをチェックすると結合部分が見事にポッキリ。
あ〜「メーカー送りだ」ヤレヤレ。
同様の経験を以前にもしているのにまたやるとは・・・。
情けない自分を呪いながら帰路に着きました。
サイトはそこそこの広さがあるも無料ですが、オートキャンプ場の仕様になっており、テント区画に車を横付けできます。
一日目の夜、山の中に聞き慣れないサイレンが鳴り響き、津波注意のアナウンスが流れました。
そう、海底火山爆発の影響です。
私が居たキャンプ場は山の中でしたので問題ありませんが、全国には一時避難が必要なキャンプ場もあったはず。
全てのキャンパーの無事を祈ります。
とにかく今回は色々と思い出深いキャンプとなりました。
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