テントも寝袋も車もない、、、 だけどキャンプに行ってみた。
キャンプを楽しんでいると言うと、
『自分もやってみたい!まずどんな道具が必要かな?』
と声をかけられる機会が度々あるし、
キャンプ系Youtuberさんがそういった質問に答える動画
なんかもよく目にします。
けど、私はその質問がいまいちピンときません。
なぜなら、私は初めてキャンプへ行ったとき
ほとんど道具を持っていなかったから!
そして、それが正解だったなぁと、
キャンプへ行くのが生活の一部となった今でも強く思うし、
この記事に、私の初キャンプ体験を記すことで、
キャンプやってみたいけどよく分からない!という人にも
是非『とりあえず行ってみる』ことをオススメしたいのです。
都心からバスで3時間 車ナシでも行ける『那須塩原グリーンビレッジ』
私が初めてのキャンプ地として選んだのは栃木県那須塩原。
『那須塩原グリーンビレッジ』です。
こちらは私の
・東京からバスor電車で行けること
・道具がなくてもキャンプ出来る環境なこと
・温泉があるor近くにある
というキャンプ場選びとは思えないワガママな条件を
オールクリアしてくれる、とても素敵なキャンプ場です。
東京のバスタ新宿から、最寄りのバス停まで
1本で行けるアクセスの良さは、中々ありません。
しかもなんと、敷地内に温泉つき!
ほとんど旅行と同じレベルで遊びに行ける、
初心者やファミリーに優しい、人気キャンプ場です。
テントなしシュラフなし! そんな私の初キャンプのお宿
テントなんてもちろん持ってない私の初キャンプのお宿は
こちら。かわいらしいコテージです。
お布団つきなのはもちろん、テラスに木の椅子とテーブルも
ついているので、十分キャンプが楽しめる環境です。
さっそくテーブルに、唯一のマイキャンプギアを並べて ランチタイム。
この初めてのキャンプの時。
私が持っていたキャンプギアは
・soto レギュレーターストーブ
・ユニフレーム バーナーシート(常設テーブル用に購入)
・ノーブランドのコッヘル、おまけでついてきたシェラカップ
・DODのランタン(可愛くて買ってみただけ。メイン照明にするには暗い)
・1000円ちょっとのしょぼいクーラーボックス
これだけです。いくらコテージ泊とは言え、本当の本当に最低限でした。
それらをささっとテラステーブルに並べ、まずは腹ごしらえ。
調理ギアをガスストーブしか持っていない私の初・キャンプ飯は
ニトリのスキレットで焼いただけ!の野菜&ウィンナー!!笑
それだけでも青空の下で食べれば美味しいし、
ものすごい満足度です。
自然の美味しい空気と一緒に、じっくり味わいました。
今でこそ、『キャンプに行ってテントを張らないのは勿体ない!』
『美味しいキャンプ飯をつくるのが大好き!』
と思いますが、もしこの時、慣れないテント設営や食事作りにチャレンジしていたら、
こんな風に『キャンプ場に来たぞ。空気もウィンナーも美味しいなぁ』
と、まったりほのぼのする余裕はなかったと思うので、
初めてのキャンプが、コテージ泊とガス調理のみというのは
ベストな選択だったかなと、心から思います。
ただ歩くだけでも楽しい 自然の中を散策
軽くお腹が満たされたら、マイボトルに淹れたてのお茶を入れて
自然の散策に出発です。
那須塩原グリーンビレッジのように川沿いのキャンプ場には
川に沿って、遊歩道があることが多いかと思います。
キャンプ場内に設置されたマップを軽く確認して、
遊歩道をズンズンお散歩。
これが、大して何もなくても楽しい!
木々の色で季節を感じてみたり、『あれ。こんな所にベンチがある!』
『変な看板がある!』etc...
観光スポットでも何でもないものが、なんだか楽しい。
それが自然の魅力ですね。
キャンプ場内を周って、他のベテランキャンパーさんを
見学してみるのも楽しいです!
見ていると『あのテントかわいいな』『あのご飯美味しそう!』と
好奇心が刺激されます。
私も、みなさんがテント張って焚火して。。と各々楽しんでいるのを
眺めて、『自分も今度はやってみたい!』と強く思い、
現在に至りました。
今でもキャンプのことは、ネット上よりもキャンプ場のほうが
何万倍も勉強になりますね。
汚いキャンプはもう古い がっつり長風呂でリフレッシュ
私が子供の頃のキャンプのイメージと言えば
お風呂は入れず、トイレはボットン。。。なんてイメージでしたが、
今はキャンプ場にお風呂やシャワーがあることは
決して珍しくありません。
中でもこの那須塩原グリーンビレッジは、『お風呂特化型キャンプ場』と
称しても偽りないほど、お風呂が充実しています!
メインの温浴施設だけでも、露天風呂ありサウナありの贅沢っぷり。
キャンプがしたい気持ちと同じ位、温泉でゆっくりもしたかったので
たっぷり2時間ほど堪能させて頂きました。
寒い日のディナーと言えばもちろん
すっかり暗くなってきたのでディナータイムです。
この日は12月半ば。
寒い日のお夕飯と言えば、そうお鍋です。
コテージにはミニキッチンもついていたので、
そこで料理することも出来ましたが、
『なるべく外で』『なるべくゆったり』過ごしたかったので
食材は全て、あらかじめカットしたものを、ジップロックに入れて
持参しました。
ですので、あとは火にかけて煮込むだけ!
寒い日に外でハフハフしながらお鍋を食べる、、最高です!
〆のラーメンまでしっかり頂き、まったりコーヒーを飲んでいたら
就寝時間になったので、お部屋に戻って眠る準備をしました。
部屋にはベッドにふかふかのお布団が用意してあり
とても快適。朝までグッスリでした。
キンとした冬の朝の空気
カーテンの隙間から差し込む朝日で目覚め、
着替えを済ませてテラスへ出ます。
冬の朝の自然の空気といったらもう、、、!!
何とも言えない美味しさです。
私はデイキャンプはあまり好きではないのです。
それはこの、キャンプ場の朝の空気が好きだから!
とくに冬の朝はキンとした空気が
寝起きの肌に心地よく、最高です。
朝ごはんにお味噌汁なんて飲んでしまったらもう帰りたくなくなってしまいます。。
道具を揃える前に、とりあえず行ってみてもいいのでは
以上が、私の記念すべき初キャンプの様子でした。
キャンプというよりただの旅行のような内容でしたが、
この時に、ただひたすらにゆっくりと自然の中で過ごせたからこそ、
今、キャンプを楽しむ日々を過ごせているのだろうな、と
自分では思います。
私が初めてコテージに泊まってみて、
『やっぱりテントに泊まってみたい』と思ったように、
キャンプに行くと、もっとこういうことしたい、こんな道具が欲しい、、
と思うことは、きっとベテランになっても変わらないんだと思います。
キャンプ道具は種類が多いので、未経験の方はよくわからないかも
しれませんが、あれこれ悩んだり迷っているよりも、
まず出来る範囲でやってみて、自分が何を感じるのか・何をしたいのかを知り、
それに合わせて、少しずつ道具を揃えていけばいいのではと思います。
(みんな大好きなゆ〇キャンのなで〇こちゃんも、初キャンプは
カセットコンロと土鍋でお鍋、からの布団で車中泊、でしたからね)
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
コメントはまだありません