急遽の弟参加

前回のキャンプから一月以上期間が空き、キャンプ行きたいなぁ〜と次のキャンプ場を探す。

そして見つけた『亀が池公園キャンプ場』。

ここは山には囲まれているが、標高の無い場所で夏は地上と変わらないので暑い。

しかし隣に歩いて行ける亀が池温泉があるので、
「暑くて死にそう」→「温泉でさっぱり」

この組み合わせは最高なんじゃないか？と思いここに決定。

そんなこんなでたまたま久しぶりにLINEが来ていた弟にキャンプに行く話をしていると、

「俺も一緒に行っていい？」

という事でキャンプマスツーリングに。

そして余っているデイトナのインカムをプレゼントしてくれる事に。

当日地元のスーパーで待ち合わせ&食材調達して出発。

寄り道

キャンプ場に行く前に『風の丘パーク』に寄り道した。

ここは風力発電の風車が一望できるスポットで、10年程前に来た時は全ての風車を一望出来たが、今は風車を工事していてクレーン等の工事車両が入っていて少し残念だった。

しかし、そんな気持ちをも払拭してくれる景色だった。

到着

なんやかんや寄り道していたら、到着した時15時を過ぎていた。笑

自分「やっぱ止まると暑いねぇ〜」

弟「そうやねぇ〜」

とか言いながら荷物の搬入してると横に小川が。

自分「マイナスイォォォォンフゥ」笑

ちょろちょろ音が涼しい。

ちょっと成長

前回設営した際は、テントとタープを設営するだけで1時間半くらいかかった。

今回は時間は同じくらいだったけど、こまごました物の設営も含めて出来た。

しかも、タープも前回より綺麗に張れて感動😊

さぁ始めようぜ

自分「ログインボォォォナスゥ」

弟「笑」

喉カラカラでこれはヤバい。

ふぅ〜

落ち着いた。

あの奥に見える建物が温泉。

なんか落雷による火災で本来の入口側の建物は半分ぐらい消失していて、現在改修工事中。

温泉部分は残ってて現在仮営業中。

9月頃から本格的な工事に入るから営業をしばらく休止するらしい。

そうなるとここのキャンプ場は人が減るのかな？

ギコギコタイム

ここは薪とか売ってないから積載が多い弟のバイクで持って来てもらった。
有難い。

今回は広葉樹と針葉樹のミックス。

おい、ちょっと待て

自分「前回は鉈で広葉樹が割れんかったんよ」

弟「斧あるよ」

自分「！？」

自分がギコギコ切った薪を合いの手と言わんばかりにどんどん割っていく弟。

うん、効率良いね！
さすが我が弟よ、全体の流れが良く見えてるね！
優しいね❤️



て、ちがーう！！
俺もパッカーンやりたいの！
やめて！もう割らないで！

何も言わなければ絶対こいつやり切るつもりだ！
ヤバい！何とかせねば。

自分「生で斧見たの初めてやなぁ〜。」
「それって重いん？」

弟「そこまで重くないよ。持ってみる？」

自分「(ふっ、かかったな！)かまん？」
「ほんとやねぇ、そこまで重くないねぇ」

そのまま無言でパッカンを流れる様に始める自分。笑

危ない所だったぜ。

フェザースティックも前回よりもスムーズに出来た。
見た目はアレだけど。

角がある所を狙うのと、刃を立てすぎない様にした。
ギリギリ刃が食い込むくらい。
先端に向ける力よりも押し当てる力を強くした。

ん〜まだまだ分からん。

力はそんな必要無いとも聞いたことあるんだけどなぁ。

うろうろ

一通り薪の準備が終わったら、弟が少し仮眠してくるとの事。

自分は折角来たから散歩したい。
この時17時は過ぎてたかなぁ？
西の空は少し赤く。

東の空はまだ青い。
台風6号来てたけど、良い感じに過ぎ去ってくれて本当によかったなぁ。

周りにはビオトープがあって、色々な生物が生息しているようだ。

湖面の反射も綺麗。

『ヒメイワダレソウ』

南米原産で環境省被害防止特定外来種リストの重点対策外来種にリストアップされてる。

地面を覆う様に生えるから雑草対策に使われる事もあるらしい。

でも種は10年経っても生きているらしく、除草したと思ってもまた生えて来て、完全な除草は不可能に近いらしい。

そりゃリストに載るわな。

花は綺麗で可愛いんだけどね。

『オンブバッタ』

虫嫌いな人ごめんなさい。

背中に乗ってるの見つけた時、ちょっと感動した。

お母さんが子供を乗せてるんじゃ無いよ。
大きなメスに小さなオスがメスを独り占めする為に乗っているらしい。

サイトの横にあるビオトープの遊歩道をテクテク歩く。

『ヒメガマ』

日本在来種で川岸や沼のほとりに群生する多年草。
地下茎で横にどんどん広がり増えていくらしい。

前回のキャンプもそうだけど、外来種が多かったから在来種って聞くと感慨深い。

この子は北海道から沖縄までいるそうだから頑張って欲しい。

蟹がいた。

名前は分からなかった。

でもいっぱいいた。

こっちの東屋は壁に何か穴が有る。

これ、あれか！
野鳥とか観察する穴かな！？

正解は分からないけどそんな気がする。

そういう時期になったら渡り鳥とか来るのかな？

テントに帰って来た。

だいぶ日も傾いて涼しくなって来た。

現地調達

散歩してて「パキッ」て何か踏んだと思ったら、乾燥した小枝が落ちていたので嬉々として拾う！笑

焚き火しない人が見たらゴミ拾いしてる様にしか見えないよね💦

小枝無くても焚き付け大丈夫なんだけどね！笑

理屈じゃないんですよこれは。
手でパキパキ折って焚べたいのよ。

ゴリゴリタイム

ニトリでコーヒーミル買った。

ゴリゴリしてると弟が起きて来て、

弟「温泉20時までやから時間ないよ！」

時計見ると18時半。
温泉は20時までだから案外時間無い。

急いでコーヒー飲む。
写真撮る暇もない。🥲

思った、早くチェックインするに越した事はないなと。

『ナガエノスダケ』

温泉に急いで行こうとすると足元に太いキノコが！

自分「あ！ちょっと待って！」

撮影に足を止める。

弟「そんなんも撮るんやー、凄いねー。」

弟に言葉を選ばれている！！
急げ！自分！

一応食べれる！以上！

風呂上がり

やっと食事の準備。

今回ファイアスターターで一発着火が出来た！
嬉しい☺️

広葉樹にも上手に火を移せた✨

ダイソーの鉄板

今回の為にダイソーで鉄板を買って頑張ってシーズニングしたんだよ。

自分は焚き火台で使うつもりだったけど、弟がテーブルのコンロにセットして焼き始めた。笑

心の声「うん、全然違うよ😊」
自分「美味そうな音やなぁ〜！」

まぁいっか！笑
火力安定して焼き易いしね。
結果オーライ。

やっぱりランダムに燃える炎は綺麗。

広葉樹を初めて燃やしたけど、確かに長持ちする。
ただ、薪を追加するのにあんまり熾火だと着火しにくいから、ある程度早めに追加しないといけない気がした。

これも慣れなのかもしれないけど。

自分は小さい炎でトロトロした火が好きだから、ほぼ熾火の状態で消えそうな所に針葉樹を一本か二本入れて、すぐ着火する感じが前回のキャンプでも良かったから、ダラダラした焚き火が好きなのかも。

まぁ2回目だからこれから色々試して要検証だが。

ぼっち時間

食事も終わり、弟も大分酔った様でお開きに。

久しぶりのぼっちタイム。
お酒もいっぱい飲んで、2Lのお茶も飲み干し、近くに自販機は無いので水道水を煮沸して飲む。

この時気付く。
テーブルが油まみれであると…。
そりゃもう散ってるってレベルじゃ無く、天板がコーティングされている。

心の声「ランタンの光が反射してきれ〜い✨」

じゃねーよ！笑
嫌じゃー、これ洗うの？ギトギトやん😭
実家の換気扇やん！

そうだっ！良い事思いついたっ！
見なかった事にして寝よう！
おやすみー💤

不安

小川張りで延長ベルトしたの初めてだったから、朝方の風の音が気になり目がさめる。

一帯に風力発電があるくらいだから、運が悪ければ強風に見舞われる場所でもある。

慎重になる。

太陽もまだ顔を出してないから涼しくて気持ち良い。

顔を洗ってトイレへ。

リトライ

昨日はゆっくり飲めなかったから今度こそ。

静かな朝にゆっくりしたゴリゴリが響く。

そして顔はむくんでパンパンである。

良い匂い✨

実は昨日コンロで米を2合初めて炊いて、めちゃくちゃ余っていたので朝食とする。

喉カラカラの状態で米を頬張り、コーヒーを流し込む。

「違う」

そう、『違う』のである。
世の中には和洋折衷と言う言葉が有るが、この組み合わせに限って言わせて頂くなら、最善の方法を模索し、あらゆる選択肢を排除せず、緊張感をもって早急かつ慎重に検討を重ねても無理である。

そんな事を考えているとタープの隙間から光が差してきた。

「ん？」

タープの外に出て振り返ると。

日の出

自分の小ささを感じる。

朝露がキラキラ輝いて綺麗。

自然からの時間限定プレゼント。

片付け

灰を持って帰ろうと思ったら、まだ底の方が燻ってた。
夜の内にやっておくべきだった。
危なかった。
反省。

レベルアップ

明るい所で見たら、鉄板が良い感じに焼けてた。
嬉しい。

帰省

片付けも終わり、帰路へ。
帰り弟がラーメン食べて帰ろうと言う。
キャンプの終わりは少し寂しいので終わらせたくない。
丁度良い。
行こう。

『麺処　むぎ屋』

弟の案内で到着。
家系ラーメン。
美味い。

ただ、昨日肉を沢山食べていたから量が入らない。
悔しい。

ここはうどんもやっていて凄い。
そして、テーブル席が多く家族で来るにも良い。
おでんも有る。

何より並ばない。

良い店を教えて貰った。

解散

ここからは各々家路に着く。
インカムの電波がだんだんと悪くなり、

自分「気を付けて帰れよ〜」
弟「また行こね〜、じゃ〜ね〜」

ザザッザッ…プツッ



ぎゃー！寂しいぃぃぃ！！
実家の猫が死んだ時ぐらい寂しいぃぃぃ！！

こんな気持ちもグルキャンならではなのだろう。
しかし、グルキャンにはグルキャンの良さも有るという事をひしひしと感じられるキャンプだった。

でもソロキャンプも改めて良さが有ると思った。

次回は何処に行こうか。