風、凄いです

どうも。
メンタルジェットコースターのお肉です。

てことで、今回のキャンプは。



また来たよ！これ！
ワカサギ捕れるまでやる定例キャンプ。
ワカキャン！です。


が、今年は早々に諦めモード。

風凄くて琵琶湖大荒れ。

これ、死ぬやつ。
あかんやつ。
無理なやつ。

くそぉー♪
悔しいなぁ〜♪

ぞのちゃん

ぞのちゃんに問う。

「今日ワカサギ無理よな？これ死ぬもんな？びわ湖、牙むき出しやもんな？」

ぞのちゃん
「いや無理。死ぬ。牙、こわい」

「でも、ちろちゃんワカサギめちゃ捕りたそうやったけど…」

ぞのちゃん
「いや無理。死ぬ。牙、こわい」

なら飲んじゃえ♪

かんぱーい！


久しぶりに会うぞのちゃんと、あれやこれや会話に花が咲いた。

「3ヶ月で20kg痩せたん！？お肉ちゃん凄いね！」

とかね。

ちろちゃん

遅れてちろちゃん登場。

初見です。

初見なのに
「え、お肉さんイメージと違う…」
と、凄く残念そう。

なんかごめんなさい。

でも、お土産あげます。
イメージと違ってもあげます。

「これ、あげる」
と手渡すと、枯れた落ち葉の上に
ワサァー！！
と中身ぶちまけてた。

ちっ！と聞こえたかどうかは言えないけど。

い、イメージてそんなに大事！？

そいや昔
チャラチャラしてる人だ！
と言われたことあった。

イメージって、、、なに？

イメージ、、、か。

夜も更けて。

そんなに意識せず、でもワカサギに触れないように2人で会話を誘導しつつの談笑。


焚き火して、料理して、酒飲んで。

うん、これでいい。
これがいい。

ぞのちゃんと目を合わせ、安心の「うん！」をした。


が、ちろちゃん、思い出す。

酒が足りなかった！
もっと話題があれば！
後悔先に立たず。

「…てかさ、ワカサギ捕りたいんだわ」

いや、うん、一旦見に行こ？
ね？琵琶湖すごいから、ね？
牙すごいから、ほんとに。

夜中に依然として猛威をふるう琵琶湖に、今にも噛みつきそうなちろちゃんと向かう。

波の音が雄叫びのよう。
白波が全て牙に見える。


え、こわ。

え！こわい！


ぞのちゃんがちろちゃんを連れて
「ほ、ほら！ね！こんなの無理でしょ？これ、死ぬよ？ほら、ワカサギも居ないよ？」

ちろちゃん悔しそうに「ちっ！」と舌打ちを連打しながら浜辺を歩き続ける。

俺はその後ろで
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
と震える唇で呟きつつ、風に煽られながらフラフラとついてく。


頑張って！ぞのちゃん！
おれ、生きて帰りたい！


ぞのちゃんの必死の頑張りに、ちろちゃんも「ちっ！」と納得した様子で、テントに戻る。


よかった、ほんとに、マジで。


途中、風吹きすさぶ中
「お肉がパンイチで飛び込んで捕ってきたらいいじゃん！」
と聞こえたような気がしたけど、そんな非道な人間は存在しないから、きっと空耳。


うん、空耳。。。

おこもり

「ちっ！」のちろちゃんをなだめながら、テントの中でお篭もり。

「くそぉー！ワカサギ捕ってこいよ！肉！行けよお前！」
と、日本酒片手に琵琶湖より荒れ狂ってるちろちゃんを

「いや、姉さん！ホンマに死にますって！」
と、なんとかなだめるぞのちゃん。

ぞのちゃん、姉さんいうてる。。。

その横で膝を抱えてテントの隅で震える肉。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」

そんな肉に目をやり
「大体お前があの時サッと脱いで飛び込…」
と、ちろ姉が恐ろしいことを言いそうになった時、


トゥトゥ〜♪チロリン♪


ちろ姉の電話が鳴った。

「…ん？…おぉ！馬か！」

電話の主はumauma改めizuizuさんだった。

馬と小走り

ナイス！イズさん！ナイス！

イズさん、話の流れを変えてくれる。

少し太ってもやる時はやる男。


更にラニちゃんも参加し、ラニちゃんの
「内股小走りで関西に行く」
という謎の話に
「がはははっ！」
と、ちろ姉さんご満悦。

もう「ワカサギ」というワードは出なくなった。


よかった。

本当によかった。。。


肉、本当に泣いた。
涙が溢れた。


生きてる、おれ、生きてる！


その喜びにテントを飛び出し、約1時間走り回ってた。

幸せだった。
感謝しかない。
全てを抱きしめたい。
全てを愛したい。

肉、ノンブレーキで幸福度上昇。

生きて帰ります

肉、変なテンションからふと我に帰り、そろりそろりとサイトに戻る。


姉さんとぞのちゃんは寝支度。

肉も気配を消しつつテントの中に。


嬉しくて寝れない。
あ、また涙出そう。

幸せを噛み締めつつ、ひとり酒。


気がつくと朝の5時半。


そろそろ寝ないとなぁ。


おやすみなさい。

朝

朝起きると、ちろ姉さんがコーヒーを配給してくれた。
ぞのちゃんがミートボールパンをくれた。

更に、ちろ姉さん
餅や優しいスープを作ってくれた。

昨日の姉さんは何だったのか？
と、誰もが必然的に思ってしまうほど優しい。


え、今から脱げ！て言われる？


と一瞬思ったが、何事もなく朝タイムは過ぎ、サイト撤収して、車に積み込み終了。


今回、参加予定（姉さんの中だけで）だったアトちゃんと、殿も駆けつけ、記念撮影。



帰りの車で耳心地のよい音楽で癒しを得つつ、肉、ワカキャンから生還。



来年はもっと北を目指す！

という姉さんの声が山彦のように頭の中で反射してたが、ひとまずは忘れよう。

SPECIAL THANKS ！

到着時、キャリーを忘れた肉に
キャリーを貸してくれた『初心者仮面キャンパー』の2人

ありがとう！

今度また一緒にやろう！

トイレで話しかけたら、自分のテントまで案内してくれた『チェンソーおじさん』
最後の集合写真のセンターの人です！

ありがとう！

今度、薪もらいます！

公園までドラムセット持ってきて、練習していた『左利きなんですおじさん』

ありがとう！

次は叩かせてもらいます！

姉さんの口から「ワカサギ」というワードが出たもんだから色が飛んでしまったぞのちゃん

最後まで俺を守ってくれてありがとう！

えーと、うん、なんか、、、


ありがとう！

遠くから京都ナンバーに追突されつつキャンプに来てくれた『ちろ姉さん』

本当は気さくで優しい人です！

ありがとう！

以上、ワカキャンでした！

では！



※ほとんどが現実とかけ離れた内容になっております。

殿、アトちゃん、来てません！
不参加です！

ちろ犬さん、めちゃ良い人です！
ぞのちゃん、めちゃ優しいです！

イメージって怖いから、、、ね。

イメージ、、、ね。



ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…