９月１１日　晴れ

干からびてしまいそうな茹だる暑さも落ち着き始め、肌にあたる風は只々心地よい九月。
八月は流行病におかされ、何処にもキャンプ行けなかった。そんなもんで、キャンプ行きたい！焚火したい！という頭を使っていないのが丸わかりな欲求がもんもんもこもこ膨れ上がっていく。
この阿呆みたいな欲求を満たすには、それこそシンプルにキャンプに行くしかねえってもんである。そんな話を知り合いのおばさんにしたところ、春に一緒に行ったキャンプから全く行けてねえって話を聞く。
それならキャンプに一緒行くかって事で、戸隠キャンプ場に来たのだ。

夏休みも終わり、キャンプ場にもちらほらと静けさが戻り始める、かと思ったら結構他のお客さんがおられました。
結婚式なんかも近場でやっていたりで大変盛り上がっておりました。

テントは二張り、寝床も別箇

みんな大好きバンドック。みんな大好きソロティピー。
ティッピーって言い間違えると怒られます。

テントをぼちぼち立ててから、キャンプ場内にある蕎麦屋で蕎麦をいただく。
お通しで茄子の生姜焼きが出てきて、これがうめえ美味えと私に好評。自宅とか今後のキャンプのメニューに加えようと心に決めた。

蕎麦を食べてから夕飯までの時間。
本来1人なら寝たり、本読んだりする時間。

おばさんに売店でドッチビーを買ってもらった。
当たっても痛くないやわやわにしたフリスビーみたいなもんであり、子供や運動が下手くそな奴でも安心！ってのが売り。

醜いおじさんとおばさんは１時間と30分、ドッチビーで遊んだのでした。

遊び終えたら、焚火と飯の準備

アル中、酒臭い、酒狂い、げろげろおじさん、もうお前と飲みたくない。ーーー欲しいままに手に入れた数々の名声を私は捨てた。

乾いた喉はノンアルで潤す。
そう私は酒を辞めたのだ。自分の意思で。
ソーバーキュリアス、それが私の今のスタイルだ。

酔わねえから楽。
ただそれだけの事。
ノンアルも飲み慣れると美味しいと思える。

画像のライムショットや、
ハイボール、スパークリングワイン
のノンアルのやつがおじさんのお気に入り。

薪割りはおばさんがやってくれました。

いつもの枝スタンドを地面に突き刺したところ、
「それ毎回似た枝拾ってきてるんだと思ってた。持ってきてるんだ、うわぁ……」
だってさ。

パスタ

水で戻したパスタ　一束
サバ缶　水煮
コンソメ
塩
トマトペースト
にんにく
鷹の爪
オリーブオイル

ニンニクをオリーブオイルで揚げる。
気が済んだら鷹の爪を入れる。

麺と漬けといた水を入れて、塩コンソメを加え沸騰させる。
サバ缶の水を加えて煮詰める。
適当にトマトペーストとサバを加えれば完成。

トマトとサバ缶のパスタ。

山ごはんを真似してやってみた。
普通に美味しかった。
おばさんにも好評。

パスタを食べ終わったら、あとはダラダラ過ごす。

地元のスーパーツルヤで見つけた、牡蠣のアヒージョをバタールと一緒に食う。
牡蠣のエキスがたんまりな汁は美味！

ノンアルのワインと一緒に楽しもう！なんて話をしていたのに、ワインを開けずにアヒージョだけで食べ切った。

いつの間にか、辺は暗く

目蓋は重く。

そして私はチルアウト。

雲がなんだかでけえ魚のように見えたんだ。
おやすなさい。



夜中に目を覚ましたら、満天の星が我々の頭上にきんきんきらきらと輝いているんだろうな。


ワクワクしなぎら目覚めたら朝でした。

朝ご飯はホットサンド

コーンスープの素を水で溶かす。

パンを浸す。

浸した部分を中にして、バター、チーズ、ハムを乗せる。
もう一枚コーンスープで浸したパンを乗っけて挟む。
加熱。

外はカリカリ、中はやわやわな
ホットサンドの完成。

美味い。

気付いたらアカネちゃんが、枝スタンドに止まっていた。
近づいても全然逃げないので見守られながら片付けを開始。

撤収！

解散！

ひさびさにきゃんぷにいきました。
ごはんがおいしかったり、どっちびーであそんだり、たきびがあたたかくてたのしかったです。
またいきたいなあ、とおもいました。


戸隠の夜の外気温15度前後。
長袖必須。
寝る時は暖かくしないと寒くて眠れない可能性がある。
この時期の防寒はガバガバになりがちな私としては勉強になった。
次回から気をつける。