テントとランタン

趣味の渓流釣りで朝一番から釣りをしたかったことと、かねてより興味のあったキャンプを川原でしようと思いテントとランタンを購入する。五年前ぐらいのこと。

気に入ったにゃ！
パパさん遊ぼううにゃ！

設営

釣りや里山ハイキングで使っていたクッカーやストーブ、釣り道具を持って川原に行ってみる。
クーラーボックスには酒と刺身、あと何を食べたか覚えていない。たいした料理はしなかったと思う。

一人の夜

それより夜、誰もいない川原で一人心細く、心配や不安を酒でごまかし、ベロベロになりながらゴーと唸りながら光り続けるランタンを眺めて、それでも一人で来てテントを貼って自然の中にいる事が心配や不安以上に楽しくて一人で笑っていた。

次の日は、飲み過ぎで朝寝坊。すでに何人かが河原を歩いた形跡が・・・
まー、いいさ、テント泊できたし。ニジマスを一匹釣って撤収。次は焚き火をしたいな。フライパンを買って料理したいな。・・・いろいろ思いを馳せながら帰途に着いたのを覚えている。

あれから色んな事があった。あっと言う間に五年が過ぎた。体力に自信がなくなり険しい渓谷にはもう行けそうにない。
そしてアウトドアの中心はキャンプになってきた。焚き火をしながら酒を飲んで美味いものをたべて、日中は散歩や工作したり釣りしたり。

ほれ、土産だよ！

残りの人生であと何回キャンプに行けるだろうか。そんな事を考えると少し淋しくなる。もう、キャンプはやめようと思った時期もあったけど今はキャンプに出逢えてよかったと思っている。
ちょっと長い独り言にお付き合い頂きありがとうございます。
みなさん良い旅を！

これなに？

お魚だよ

いらなーい

やっぱりー
(本当にはあげないけど)

チュールがいいにゃ

す、すみません・・・

なにこれ？

・・・・