広い幕内！冬には不向き？

■購入の経緯
愛用していたバンドックソロベースがコットを入れると腰痛が悪化する、子供がキャンプに興味が出てきたと言うことで大きめのソロ〜デュオ向けのテントを探していてこちらを今回購入しました。

■メリット
まずはなんといっても外付けポールによる広い幕内が特徴的です。
ゼインアーツのゼクーの小型版といったところでしょうか。
このサイズのワンポールテントの中ではかなり快適です。
ソロなら十分、デュオでもコットをなんとか２つ入れて使用することも可能です。
また、TC素材ですが撥水加工、シームテープ処理のお陰で耐水圧公称値2000mmと悪天候でも安心感があります。
純正のインナーテントはありませんが、本体入り口二ヶ所にメッシュが取り付けられており、ある程度虫の侵入は防ぐことができます。
また、入り口の片側はダブルファスナーになっており、薪ストーブをインストールすることも可能です。


■デメリット
このテント最大のデメリットはメリットで挙げた耐水加工にあります。
雨を防いでくれる撥水加工ですが、そのせいで幕内の湿気が全く逃げないので、地面からの湿気で朝起きたらテント内に水が滴りシュラフなどが濡れてしまいました。
鍋など幕内で調理をするなら入り口を全開にして常に換気をしておく必要があります。
湿気対策でグランドシートを使用するとある程度軽減されましたが、触れば濡れる程度にはなるので帰宅後の乾燥は必須です。
上記のことから冬キャンプにはあまりおすすめできないのが個人的な意見です。

■お勧め対象
湿気問題で手放してしまいましたが、ソロならテント自体はとても広く過ごしやすいです。
幕内に籠る必要のない夏のキャンプには向いているかもしれません。
同じメーカーから出ているウイングタープと連結して使用するのも見た目も格好良く快適そうです。