最初に

最初に言っておきます。
このキャンプは残念キャンプでした...('A`)
キャンプ場はすごく良いところだったんだけど、一緒に行ったメンツのおかげでガッカリな事に。少々愚痴っぽい投稿になるけど付き合って。(^^;

事の始まり

さーて、次のキャンプは何処に行くかな〜？なんて検索していたところ、ある友達から入電。キャンプ連れて行ってくれないか？と。本人は初体験という訳ではないが、そこまで回数行ってないので色々教えてくれよ！という事だった。

良いよ、じゃあキャンプ場探しておくね、と返事をした翌日。彼女を連れて行っていいか？との打診。キャンプはベテランだがバイクは初心者🔰らしい。つまりあれか。初心者が安全に楽しめるツーリングルート混みにしろって事ね。ハイハイなるほど。

了解〜と返して決めたキャンプ場は「伊豆自然村キャンプフィールド」伊豆半島の真ん中からやや東伊豆・伊東寄りにある冷川という地にあるキャンプ場だ。伊豆スカイラインの冷川ICからスグといえばイメージ付くかな。

芝生サイトと林間サイトがあって、1区画4,500円。若干お高め？と思いきや、車やバイクの台数、テントの張り数は制限なし。収まるなら構わないよ〜という。しかも区画は大きめなのでソロテント3張＋バイク3台は余裕との事。ひとり頭1,500円ってすごい。これは期待。

無茶振り

僕に連れてってと言ってきたK氏。次なる希望がこれまた無茶振り。「もう1人連れて行っていい？車なんだけど。」ちょっとww これは1サイトじゃ収まらんだろさすがに。と思って料金高くなるけど2サイト予約前提なら調整してみるよ？無理なら諦めて、としておきキャンプ場に電話して相談。

もう1人追加、軽バンなんですけどさすがに入れないですよねぇ。もう1サイト追加で予約出来ますかね？と問うと、オーナーさんはとても人の良い様子で大丈夫だから連れておいでと言ってくださった。もう抱かれてもいいよオーナー･･･

待ち合わせは霧の中

キャンプ場のチェックインが13時なので先に買い物行くとして...と考え、箱根・大観山パーキングに9時に待ち合わせ。到着した頃は霧で視界悪し。まぁよくある光景なんだけどね。

待ってる間に別の友人から今日遊ばねぇ？と連絡があったのだが、今日はKとその彼女とその友達とキャンプなんだよ〜と言うと、話が展開した。「あぁ...もしかして千葉のツーリングクラブのメンバーか？」「確かそんなこと言ってたよ」「Kが連れてくる女、要注意な。あと、Kって妻帯者だからな？連れてくるのは愛人だから関係に深入りするなよ」「おうふ。マジで？僕は何に付き合わされてんの？」「ご愁傷さまとしか言えんww」とんでもない裏設定が発覚。

8時30分頃にLINE「ちょっと遅れるかも」と着信。それから待つこと1時間。“ちょっと” 遅れてKとその彼女がバイクで到着。車で来るというお連れさんは時間前に既に到着していたようで無事に合流。かくして、バイク3台と車1台のツーリングが始まった。

遅れた理由

大観山パーキングから十国峠、熱海峠を通過して伊豆スカイラインへ。先導として先行しているのだが...まーとにかくペースが遅い。デッシーは飛ばしてるわけではないのだが、制限速度を下回る速度でフラフラと走る彼女。それに付き合ってノロノロのK、ケツ持ちの車の彼。(車氏と呼称)

それだけならマシなのだが、真に遅い理由が判明した。ミラーを見ながら走ってるとフとした拍子に視界から消える。あれ？トラブルか？と思い停まって待つが一向に来る様子がない。Uターンして様子を見に行くと展望台で写真を撮っている。さらに別の場所で写真を撮ったり、お茶が飲みたくなったと止まって診たり、タバコが吸いたくなったと止まってみたり...。止まる時には一切の合図なし。千葉ツー3人はインカムで会話しながら走っているらしい。デッシーもインカム装着しているが、さすがに付き合いきれんぞこれ。

通常50分で行けるルートをたっぷり2時間かけて走破。もうお腹いっぱい。この後、伊東市内のスーパーで買い出ししてキャンプ場にチェックインしたのは15時だった。

伊豆自然村キャンプフィールド

キャンプ場は凄く整備されていてキレイ。芝生サイトはゴルフ場のフェアウェイか？ってくらい美しい。蜜の回避策としてサイトは1つ飛ばしでお客さんを入れていた。その空いてるところに車とバイク停めていいよと、オーナーの神のような采配。カッコいいバイクだね、私も昔乗ってたんですよ。と気さくに話しかけてくれるし。無茶振りを察してくれてて、困ったら相談してねと言ってくれる始末。オーナー、愛してる。ラブ。

晩御飯の辺りから少々風が強く過ごしにくくなってきたのでタープで防風。写真のようにおくつろぎ頂いてる状態なのだが、「サークルのワガママ姫とそれをチヤホヤする彼氏と太鼓持ち。それを世話する雑用係 兼 ナビ役」という図式。いったい僕は何しに来たんだ。

「私バイクは初心者だけどキャンプはベテランだから！」と言う彼女、太い薪をチャッカマンで炙ってる。来世までほっとこう。「それじゃムリでしょ！これでつけようぜ！」とカセットコンロで薪を炙るK。幸運にも着火したらしい。バンバン燃やし始める。それを必要も無いのにウチワでブンブン扇ぎまくる彼女。美しい芝生に火の粉が飛び散る。それを慌てて拾い集めるデッシー。「そんなのほっとけばいいんじゃない？」という彼女。無視。

それにしても燃やしすぎだ。
2束の薪が30分で無くなった。
当然、薪の追加を要望される雑用係。

薪を調達しに行ってる間に3人の姿が消えた。バイクはあるが車氏の車が無い。LINE着信「彼女が行きたいって言い出したから風呂行ってくるわ」

え？嘘でしょ？

もうダメだ。ムリ。
ある程度 荷物をパッキング。タープ撤収。火を付けっぱなしの焚き火台も消火して撤収。ちなみに焚き火台も僕の。薪は隣のファミリーに進呈。「疲れたからもう寝るわ」とだけLINEしてスマホの電源切って就寝...できれば良かったのだが、帰ってきた彼らは25時くらいまで酒飲んで大声で談笑。周りの方ごめんなさい...居た堪れない気持ちで必死に寝た。

撤収

6時起床。さっさとテントも畳んでバイクへの積載完了。まだエンジンをかけられない時間なので場内を散策。本当にいい所だなここ。今度はぜったい気の知れた人と来よう。調べたらソロ2,000円という設定もあるらしい。残念ながら冬期は閉鎖されてしまうので来春になったら再訪問だなーと思った。

8時。周りのキャンパーさんも起きて朝食を取り始めた。もう良かろうとKのテントを尋ねるが中に居ない。隣の彼女のテントを見やると靴がはみ出してる。まさかココでヤってないだろうな...

車氏が起きてきたので、申し訳ないが先に上がらせてもらうよ。お疲れさん とだけ伝えて撤収。元来た伊豆スカイラインを通って、小田原市内で朝マック食べて帰宅。

帰宅してまもなく、出発の頃に連絡してきた友達から入電。事の顛末を話すと「もう...なんと言うか...お疲れ(^^;」とだけ言われた('A`)

そんなこんなで残念キャンプ終了。
もう二度と彼らと一緒に行く事はないだろう...
同情のコメントお待ちしております(´；ω；)