夏休みで、平日無双。
夏休みでないと遠出はできない。
まずは、頼久寺。
漫画へうげもので馴染みのある小堀遠州の作庭だということで、一目みようと。
行きたかったのは、備中松山城。
天守閣が現存する日本一高い山城のキャッチフレーズに惹かれ、一目見たくなった。
ふいご峠駐車場から約30分のプチ登山。
正直、結構きつかった。
山城凄い。
石垣の岩はどうやって運んだのか。
あんな山道をずっと登らなきゃならないのに、何度も攻められ、奪われる重要な城だったのはなぜなんだろう。
城下町まで遠すぎでは。
兵糧攻めが有効らしく、それに備えて、城内に囲炉裏があるのは珍しいらしい。
二重櫓。
草間自然休養村カルスト山荘かれんふぇると。
2日目、3日目に大鬼谷オートキャンプ場で連泊するため、初日は山荘。
翌日に井倉洞、満奇洞に行くため、新見市へ。
4人分のベッドがあり、14000円。
中はほとんど最新設備でずっと住みたかった。
値段は高かったが、同じくらいの価格のコテージとかの中では最高。
満奇洞。
最初は井倉洞に行きたいと思い、ついでに近くにある満奇洞にも行こうという感じだったが、結局は満奇洞の方が良かったかも。
満奇洞は、平坦でゆっくり見られるし、中も見事な鍾乳洞。
ひらけた場所もあり、ゆったりしている。
順路にコウモリが何匹も飛び回っており、怖いので、最後の方は通行を断念したが。
井倉洞。
井倉洞は井倉洞で見事なんだが、約1時間程度、延々と階段をのぼり、狭い通路を進んで行かなければならず、平日なのに後ろから人が来るので、進まなきゃという気になってしまう。
のぼるのに必死になるので、ゆっくり見たり、写真撮ったりする気にならない。
洞窟の頂上に登れたら、洞窟が凄かったなというより、クリアできた感の方が強かった。
そして大鬼谷オートキャンプ場。
仕事用携帯の充電が心配だったので、電源サイトにわざわざ変えてもらったが、コンセントカバーが邪魔で充電器をコンセントに刺せなかった。
無駄金1100円かける2泊。
ワンタッチタープは簡単に設営できて、とても良い。
撤収時に、収納袋に入れづらいのが地味にイライラさせられたが。収納袋がぴったりサイズすぎる。
すでに馬鹿でかいのだから、もう数センチ横幅を大きく作ってほしかった。
倒木かと思って、びっくりした。
この日は到着が遅く、すぐ日が暮れてしまった。
ワンタッチタープの上に、横長のランタンをはめて使ってみたら、蜂がやってきて、ずっと居座り続けた。
怖いので、片付けをしてテントに入った。
さすがに朝になれば蜂も消えているだろうと思ったが、朝になっても居座っていた。
もううんざりして、持っている殺虫剤をシューっとして、しばらくやや遠方から燻したら、何処かに立ち去って、戻ってこなかった。
昨晩それをやっていればよかったが、暗かったから心細くてそこまで思いつかず、朝になれば立ち去る説に賭けたかったのかな。
謎の虫。
蜂を退治して、誇らしい気持ちになってテントに戻ろうとすると、謎の虫が。
テントから出るときにもそこにいたのかな、怖すぎ。
朝から恐怖を感じ、もしかしたら、これはムカデじゃないかと思って、ムカデを検索した。
ゴキジェットを持っていたので、ムカデにゴキジェットが効くか検索すると、まぁ効くらしかったので、噴射。
しばらくするとコロッと落ちたので、移動させた。
冷静にこの写真を見ると、普通に芋虫だよな。
調べてみたが、オオミズアオとかいう蛾の幼虫だと思う。
林間サイト怖い。
やっぱり屋根となるタープは必須だなと思った。
食事中とかに、上からこれが落ちてきたら怖すぎる。
庄原市立比和自然史博物館。
スーパーマーケットもない田舎にある博物館だとみくびり、ほとんど期待していなかったが、展示点数が多く、とても楽しめた。
モザイク型などという不思議な生物もいるもんだと驚嘆。
モグラの展示が多く、珍しい。
キャンプ場から歩いて滝へ。
大鬼谷オートキャンプ場は、当たり前のように熊に注意するように求めてくる。
でも流石にキャンプ場内に熊が来ることはなさそうな気配だった。
キャンプ場の敷地から歩いて、雄滝•雌滝に行くことができるのだが、この日は平日なので向かう人は誰もいなくて心細い。
滝の方で熊が目撃されているので、まず熊が生息していることは間違いない。
滝に向かうのが、熊の活動時間の午後4時近くになってしまい、更に怖い。
しかし、滝を見ずにはいられないと思い、熊鈴を鳴らしながら、ホイッスルを吹き続け、スマホで音を出しながら、進んで行った。
滝までの遊歩道の入口には蜂、蛇に注意の看板しかなかったのに、滝の手前で、熊出没注意の看板。
覚悟していても、滝に向かうのを躊躇し、すぐに引き返そうかと思った。
Googleマップで現在地を調べると滝まで数十メートルくらいだったので、滝だけは見ようと思い、滝壺方面に向かう。
滝壺に着くと、割と大きな見たことのなさげな鳥が飛び立ち、驚いた。
滝は見事だが、熊が気掛かりで集中できず、滝に近づくのもほどほどに、記念撮影だけしてキャンプ場へ戻った。
見たのは雄滝だけ。
この先には雌滝もあったが、熊出没注意の看板が怖くて、断念一択。
このキャンプ場の紹介文には、子供たちが滝壺で泳いだら、一生忘れられない思い出になるでしょうと書かれていたが、そりゃそうだし、土日の混んでる時にすべきだと思う。
オニヤンマくん。
キャンプ場の売店にオニヤンマくんが売っていた。
前から欲しいと思ってはいたが、買っていなかったので、この機会に購入。
昨晩のことがあったが、オニヤンマくんは蜂にも効くらしかったので、頼もしい。
夕飯はイノシシ。
大鬼谷オートキャンプ場の近くに大手スーパーがなく、立ち寄った道の駅で食材を揃えることにした。
見かけたイノシシ肉で、豚汁などを作った。
道の駅で売っていた空芯菜とイノシシ肉を炒めた。
正直、イノシシ肉と豚肉に顕著な違いはないように思ったが。
星。
星空は見事だが、虫が降ってくるのではないかと怖くて、ソワソワしてしまい、あまりゆっくり見なかった。
キャンプ場近くの高野温泉、神の瀬の湯に行ったら、バイキング西村のサインがあった。
ここでキャンプしていたのかな。
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