帝釈峡遊覧船
帝釈峡遊覧船の公式ホームページを見ると、8月は休まず営業とあった。
60人以上乗れる遊覧船だけど、もし帝釈峡に着いて、混んでて乗れなかったらどうしようと心配していた。
不安だから、朝電話して確かめようと思ってたけど、ダメなら別のスポットに行けば良いと思い、確かめずに向かう。
Googleマップの口コミも良く、人気スポットなんだろうと思ったし、見るからに面白そう。
夏休みだから、人でごった返している観光地なのかなと思ってた。
他の客はゼロだった。
貸切状態で、特別な気分になれた。
帝釈峡のダムから上流の行けるところまでの遊覧で、40分くらいで回るから、割とスピードが出ていた。
風が気持ちよく、景色も良い。
自動音声のアナウンスでは、やたらと紅葉推しだったので、やはり混雑シーズンは秋なんだね。
神龍湖
自動音声のアナウンスで、神龍湖の説明や見所を教えてくれる。
神龍湖を上から見た形が、龍のようだというややありきたりなネーミングだが、神は地名の神石郡からとっているようだ。
龍が住んでいるという言い伝えがあったら良いのにと思ったが、人工湖だそうで。
自動アナウンスは唐突に帝釈峡音頭をお聞きくださいになって、非常にシブい。
オオサンショウウオ
商店の店頭で飼われていた。
オオサンショウウオって飼って良いものなんだね。
動いていて面白かった。
白雲洞へ。
これも帝釈峡の一部。
白雲洞に車で行ったら、有無を言わさず、駐車料金500円を取られたよ。
白雲洞だけ寄るつもりだったが、どうやらここは帝釈峡の各所見所まで歩いて行ける要所だったようだ。
帝釈峡第二駐車場という名前の駐車場だった。
夏は涼しく。
洞内は、11℃。
はっきり言って、むしろ寒いが、暑くて涼んで、寒くなる頃にはもう出れるくらいの規模なのが良かった。
200メートルで行き止まり。
その先も続いていて、風が吹いている。
どこに繋がっているかはわからない。
何百万年もかけてできた鍾乳洞だそうで、至る所に万年万年と書かれており、インフレ感あり。
電球で育つ植物。
なかなか面白い。
偶然できたのかな。
兎?
よくわからないけど、たぶん目のように見える穴が、水が滴る衝撃でできたもの?なのかな?
それにしても、兎?
天然記念物。雄橋。
全く知らなかったけど、白雲洞の先に天然記念物の雄橋なるものがあるようで、この帝釈川に沿って帝釈峡を散歩していくと見に行けるようだ。
雄橋とはなんなのか、全く前知識なしで頑張って行ってみることにした。
ついつい車に傘を忘れて、少し雨に濡れながら進むが、ちょうど休憩スポットの東屋があったので、雨宿り。
良い感じに晴れた。
しばらく雨宿りをしてたら、良い感じに晴れた。
水溜まりを避けながら、ブンブン何か付いてくる虫を避けながら、散歩。
雄橋。
雄橋はおんばしと読むようだ。
外国人向けにローマ字で書かれていてわかりやすい。
雄橋というのは何か雄大な美しい人工の橋か何かだと思ったが、まさか自然にできた橋だったとは。
天然記念物だという時点で気づくべきだった。
世界三大天然橋の一つだそうで。
あとの二つはアメリカとスイスにあるそう。
この先にも雌橋があるようだが、それは入ってないのか。
雌橋はこの先だいぶ先だったので、諦めた。
雄橋のたもとには。
雄橋のたもとには、賽の河原の石積みが無数にあって、圧倒された。
ちょっと怖かった。
帝釈峡をこの先進んでいくと、賽の河原と名のつく場所もあるようだが、何か関係があるのか。
親より早く死んだ子が、石を積んでは鬼に崩されるという救いのない話過ぎて、地蔵菩薩という救済カードが用意されたのか、オリジナルはどうだったのかわからないが。
地蔵菩薩が石積みしてる子供を助けるらしい。
雄橋は、帝釈天様が命じて、男女の鬼に造らせたと言う。
じゃあ人工橋じゃないか。
ともかく雄橋素晴らしい。足を伸ばして良かったよ。
鬼の唐門
調べても、由来がわからない。
鍾乳洞が崩落して、入口だけ残ったらしい。
ということは、たぶん帝釈天様が鬼に命じて作らせた門ではないかと思うが。
たぶん看板に色々書いていたのだろうが、あまり見なかった。
それにしても急過ぎる坂の上にある、崖と隣り合わせの工事現場のような場所だから怖い。
謎の川底。
何かの化石ではないかなどと考えながら、戻る。
鬼の供養塔
あってるのかどうかもわからないけど、これっぽかった。
帝釈天様に命じられて雄橋・雌橋を造った 陰陽二鬼神の供養塔と言われているようだ。
一本しかないように見えたからよくわからなかった。
二鬼神とあるから二本あるはずと思い込んでいたから、ピンと来なかった。
結局、一本しかないということなのかな?
木に紛れていて、スペシャル感が一切ない見所。
初日はゆきんこ村ログハウス。
真夏は熱中症が怖いということで、幼児がいるので、ログハウス。
2人なのに一棟貸しだから15000円でなかなか。
まぁまぁ快適に暮らせた。
ログハウスでご飯を食べて、ログハウスの前で焚き火。
ログハウスは快適すぎて、少し物足りなかった。
またしても山佐ダムキャンプ場。
子供をもう1日連れ出してほしいという要望があったが、この土曜日はホテルなどは満杯で、キャンプ場しかない。
利害が一致して、熱中症に気をつけると言って真夏キャンプの許可が降りた。
流石に虫たちが狂喜乱舞。
設営前にヤブ蚊バリア、森林香でかろうじて少し離せたが。
車にアブと思われるものが何匹も何匹もまとわりついていて、スプレーをかけてもそんなに動じていなかった。
それにしても、夏休みでどこのキャンプ場も満杯なのかと思ったが、山佐ダムキャンプ場の上段サイトには三組しかいなかった。
ヤギが増えたらしい。
子山羊?
移動すると目で追って、鳴いてくれるので、とても可愛らしい。
簡易トイレ導入。
大人はどんなにトイレが遠くてもさほど困らないが、前回山佐ダムキャンプ場で、子供が2回も漏らした。
そのときは激怒したが、子供なのだから尿意も便意も突然。
焚き火中にトイレと言われたら、最悪。
これはもう簡易トイレしかないと思い、導入した。
今回、子供はなぜか大便はしなかったが、おしっこは良い感じに凝固剤で処理できた。
大人はキツイが、子供の緊急事態に対処するには快適度爆上がりだった。
豚しゃぶ。
キャンプでしゃぶしゃぶしたら楽しいのではと思いつき、実行。
と言っても子供はあまりたべないので、食材はあまり用意できないのだが。
アルコールストーブばかり使っていて、長らく居てもらってたシングルバーナーに活躍してもらった。
火力調節と中断、再点火がスムーズでこんなに快適な道具だったのかと感心した。
うどんも美味かった。
塩を鍋のスープで溶かして、うどんを食べるのが生まれ育った家庭の味なんだ。
子供を寝かせて、星を観る。
晴れたり、曇ったり、曇りの合間に星が見えて、それはそれで幻想的だった。
流星群が来てるみたいだが、何時間かで10回くらいは流れ星を見れたかな。
長めに流れる流星を見ると、なかなかに感動だね。
照りつける太陽で、撤収がしんどかったが、充実した三連休。
帰りは亀嵩温泉へ。
亀嵩温泉には、ウサギはいない。
そんな看板がとても心地良かった。
コメントはまだありません