初の車中泊&キャンプ場予約
今回、同じデリカD:5 D:POPにお乗りのcapprius師匠に、デリカファンミーティング(DFM)2023参加前の前泊のお誘いをいただきまして、家族で初めての車中泊にチャレンジしました。
キャンプ場を予約したことすら人生で初めてでした。
ただ、出発前後の数々の事件(金魚の病気、私のギックリ腰発症、カーナビ暴走等)により、設営をはじめたのは予定より2時間半遅れの16時半頃になってしまいましてご迷惑を…
D:POPと、ついに夢の舞台へ
我が家の愛車ニャスパー1号ことデリカD:5 D:POPさんが、キャンプ場の土を初めて踏みしめました。
ここは、日頃過ごしている東京都内の市街地とはまるで違う別世界。空気が違います。
荷物をおろして、ポップアップルーフを開いて、寝床や食事の準備をしようとしたのですが、そもそもとして、シートをフラットにする方法も、ルームランプをオフにする方法すら知らなかったという有様…
capprius師匠にいろいろ見ていただいて、デリカの使い方を少しずつ覚えました。
楽しい遊具でこどもも楽しい
今回選んだキャンプ場にはちょっとしたアスレチック的な遊具があり、大人たちが設営で手間取る間、こどもたちは遊具で楽しく遊びました。
この遊び場は日没までしか遊べず、朝は8時から(既に出発している時間)なので、次はキャンプ場にもっと早く訪れたいと切に感じました。
ちなみに、capprius師匠のお子さんと我が子は誕生日が1日違いの同級生で、二人で遊具を使って遊んだり、ラジコンで遊んだり、薪を割ったりして、いろいろ楽しそうで良かったです。
絵に描いたような憧れの光景
ちょっとした準備にあたふたする私たち。一方、capprius師匠のお宅(キャンプサイト)はカーサイドテント付きの豪邸です。
いろいろな道具があり、車も同じD:POPとは思えないほどカスタムされていて、時間がいくらあっても足りないくらい気になることだらけ。
手際よくいろいろ設置されていて、流石です。
ポップアップルーフの弱点が発覚
見るからに良さげな雰囲気のcapprius師匠邸宅ですが、なんと、ポップアップルーフも、カーサイドテントも全て片付けてから就寝されるとのこと。
えっ?!
その理由は、翌朝の天気予報が雨だから。
デビュー戦のこの日の土壇場で初めて知ったのですが、ポップアップルーフは、雨の日に使うと、折りたたんだ際に車内が濡れてしまい、シミやカビの原因になってしまうようです。
風が強い日はポップアップルーフが使えないという弱点については、過去のcapprius師匠の旅行の記事で知っていましたが、雨も弱点だとは、想像が及んでいませんでした。
デリカの7人乗りタイプの弱点も露呈
我が家のニャスパー1号ことデリカD:5 D:POPは7人乗り仕様なのですが、ポップアップルーフを畳んでシートで寝ようにも、そもそも7人乗りのシートレイアウトだと2列目の真ん中に大穴があるため、ベッドキットがないと3人並んでは寝られません。
元々、ポップアップルーフで2人、2列目と3列目シートの片側半分で1人寝るつもりだったので大誤算です。完全に詰んだ感…
最悪、キャンプ場のお部屋付きの区画に予約を変えてもらうかとさえ思いました…
ホームセンターに活路
手詰まり感で途方にくれる中、ふと、ビニールシートでポップアップルーフ全体を覆えば、雨に濡れずに済むのではないか?
というアイデアが閃き、急遽、近場のホームセンターへ。
キャンプ場に向かう途中、コンビニや道の駅で「栓抜き」が見つからず探し回った無駄な時間は何だったのかと思うほど、ここには豊富なキャンプ用品売り場がありました。
店内をうろうろしていると、農作業用品的なコーナーでビニールシートを多数発見。
ほしいサイズ(12畳用3.6×4.5m)がなくて店員さんに質問するも、入荷は1週間後とのことで、一回り小さなもの(8畳用3.6×3.6m)を一か八かをチョイス。
3.6×3.6mのビニールシート(シルバー)、養生テープ、ついでに、100×180cmの断熱シートと耐熱グローブを買ってキャンプ場へ戻りました。
救世主となったビニールシート
ビニールシートをポップアップルーフの上に掛け、バタつかないよう、数か所養生テープで貼り、ボディの傷防止にハトメ部分にも養生テープを貼りました。
風が強い場合は、ゴムロープやフックで固定した方が良さそうですが、今回の場所では、風は幸い比較的穏やかでした。
結論から先に言うと、これで大丈夫でした。
このビニールシートは、雨の日の車中泊の必需品として、今後も持ち歩こうと思います。
焚き木も初めての思い出
焚き火や薪の購入すらも、今回初めての経験でしたが、寒さで冷えた身体が炎で温まり、ゆらめく光は穏やかな気持ちになって良いですね。
バーベキューの炭火や学校の移動教室の飯ごう炊さんで火起こしくらいはしたことがありますが、私たち家族には、薪をくべて暖を取る経験・記憶がなかったので、これまた良い経験になりました。
お湯を沸かすだけでも思い出
いろいろ余裕がないので、洒落た料理は無理だと考え、カセットコンロでお湯を沸かして、カップラーメンを主食に、スーパーで買った唐揚げやマシュマロを食べました。
こういった場所で食べるものは何でも美味しいですね。
ただ相方は、ここに来るまでの連日の準備とギックリ腰患者(私)の代行作業で疲れ果て、高湿度で暑いけど寒いような気候で気分が悪くなってしまいこの日はほとんど何も食べれずに寝たのが気の毒でした…
初心者の試練は、片付けと撤収準備
いろいろドタバタしているうちに、あっという間に日が暮れてしまいました。
暗くなると、作業効率が極めて低下することを痛感しました。
食事のあとは、歯を磨いたり、食器を洗ったり、焚き火の灰を捨てたり、さらには、翌朝の雨に備えて、すべての荷物を車内に入れるのに2時間以上掛かり、寝たのは結局23時過ぎになりました。
キャンプ場のシャワールームは21時でお湯がストップでお風呂にも入れませんでした。
深夜から降り出した雨の音で寝不足
バチバチバチと鳴り響く雨音で夜中の3時頃に目が覚めつつ、寝たり起きたりを繰り返し睡眠不足の翌になりました。
雨が降りしきる朝。まずは、運転席や助手席から荷物をどかすのに必死で、どうにか乗員分の席を確保して、ポップアップルーフを閉じて、ビニールシートを畳んで…
出立の準備にもかなり手こずってしまい、待ち合わせの皆さまをお待たせしてしまいました。
そして、待ち合わせた3台で、いよいよこの旅のメインテーマであるデリカファンミーティング(DFM)2023へ向かいました。
キャンプのSNSであるここではDFMの話題を省略しますが、あいにくの雨の中でもファンがたくさん集まり、みなさん各々楽しんでいる様子が印象的でした。スゴイクルマや愛情こもったデリカがたくさんいて面白かったです。
初心者には難しい状況で、経験値が大幅アップ
今回の初車中泊は、準備・練習不足、時間不足、収納スペース不足、就寝スペース不足、雨が降った際の作業スペース不足が5大課題となりました。
知らないこと、慣れていないことだらけで、いろいろと大変なことになりましたが、実体験により、経験値が一気に上がりました。
capprius師匠いろいろと教えてくださり、知恵や道具を貸してくださり本当にありがとうございました。
この経験が今後にとても大きく役立つこと間違いありません。
追伸:キャンプ場について
富士満願ビレッジファミリーキャンプ場
〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村5163-1
https://fuji-manganvillage.com/
トイレやシャワー、洗い場がとても清潔で、焚火セットも常備されていて、初心者向きのキャンプ場です。
ただし、マナーや静けさを重んじるためなのか、過去のトラブルのせいなのか、家族以外との会食を禁止されていたり、その他禁止事項や免責事項が多かったりして、申込時もチェックイン時も注意書きを読んだり同意したりするのが大変なキャンプ場です。
お友達同士でパーティをしたいような方にはおすすめできませんが、家族だけやひとりで静かに過ごしたいような方には向いていそうです。
初心者の私たちは、初めての車中泊が静かで設備の整ったこのキャンプ場で良かったと思います。
犬連れ狼2023年6月21日
デリカ良いですね!私もデリカにするかアウトランダーにするか悩ん挙句、結果アウトランダーにしたのですが、未だデリカに未練あり(笑)
ホップアップテントのデメリットってあるのですね。勉強になりました!
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ブラン☆2023年6月21日
@犬連れ狼 さん、こんにちは、はじめまして!
コメントありがとうございます。
アウトランダーにお乗りなんですね!
デリカのいろいろな装備の古さ、至らなさを考えると、アウトランダーがうらやましい部分もあります。
どっちかでしか得られないそれぞれの良さがありますね。
私のD:POPのテントがウェットスーツ素材で水を吸うため、雨が降ったあとに畳むと車内への影響が避けられない感じですが、壁面がすべてハードシェルタイプのテントや、撥水性が抜群のテントなら、もしかしたらそこまで気にしなくても平気かもしれません。
取り替えようがない部分なので、弱点をカバーしながら、大切に乗っていきたいと思います!
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キャムラー@RMS0992023年6月20日
ブラン☆さん こんばんは♪
雨のDFMお疲れ様でした(^^)
D:POPも深刻な雨漏りなく無事でよかったですね〜
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ブラン☆2023年6月21日
@キャムラー@RMS099 さん、こんにちは、はじめまして!
コメントありがとうございます。
キャムラーさんも、デリカにお乗りなんですね!
雨漏りなくてほんと良かったです〜!
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atelier2023年6月20日
車上テントは沼の行き着く先、憧れのギアです☺️
雨の日に使うと、乾かすのが大変なんですね。
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ブラン☆2023年6月21日
@atelier さん、こんにちは。はじめまして!
コメントありがとうございます。
車中泊経験ゼロで、いきなり夢見て車上テントつきの車に飛びついて無理して買ってしまいました😄
私の車上テント(D:POP )は、ウェットスーツと同じ素材で、水を吸ってしまうようでして。
壁面が水を吸わないハードシェルタイプの車上テントなら、もっと気にせず使えるのかもしれないです。
ビニールシートで問題解決できましたが、撥水加工も検討したいと思います。
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